ももうまし

ハッピーエンド至上主義

Code:Realize~創世の姫君~ ルパン感想



ルパン

見た目   ★★★★★★
性格    ★★★★☆☆
声     ★★★★☆☆
シナリオ  ★★★★☆☆
恋愛過程  ★★★★☆☆


Code:Realize~創世の姫君~はルパンゲーだった。


以下ネタバレ注意!!!!




















攻略制限ありの真相ルート。

確かにそれまで攻略してきたキャラたちのネタバレのオンパレードだったけど、ここまで詰め込まなくてもよかったんじゃないかなと思った。



キャラクターに罪はないけど、正直ここまで優遇されちゃうと他キャラが最萌になった場合非常にもやっとしてしまうの…。

他キャラルートでも毒を解消して、素肌を晒した純白のウエディングドレス着て結婚式を挙げて欲しかった…!



ルパン自身は攻略前から攻略後まで第一印象から外れることなく、そういう意味ではわたしの好みでは無かった。良くも悪くも想像通りのキャラクターとシナリオ展開で楽しめた。



ただ、マイナスになってしまったのが一点、彼の得意とする(らしい)盗みの技術。

最初に主人公をさらった時点では素直に「すげーかっちょええー!」って印象だったんだけど、話が進むにつれて雲行きが怪しく…。





ルパン、翻弄されすぎ。





ショルメから女王からフィーニスから、もうことごとく手のひらの上で踊らされていたのではないか。間一髪難を逃れたりはするものの、ルパンが作戦を立案する度に「あれ これフラグじゃね?」と心配になってきてしまうのがね…。



他のキャラクターがやれ戦闘だのやれ科学発明品だのと派手な活躍をドンパチ魅せてくれたもんだから、余計に、ルパンの盗みの地味さが際立った。

実際に盗んでくる過程が見られたら違ったと思うな。

周りの人がすごすぎたんじゃ…。





それから、もうひとつあった。

主人公との恋愛過程。

主人公→ルパンはすごく自然で良かった。1番丁寧に描写されてたんじゃないかなー。

ルパン→主人公が、比べるとちょっと雑に感じた。

一緒に過ごす時間は確かに多かったんだろうなと思う。いつの間にかっていうのもうなずけるけど、彼の何でものらりくらりとかわすような性格で、どんな風に主人公のことを保護対象から恋愛対象として見るようになるんだろう、主人公はどんな風にルパンを落とすんだろう、とわくわくしていたのがあまりにもあっさりだったので、ちょっと味気なかった。



ま そりゃね!自分が拾ってきた子がすんげー美人で世間知らずで身よりもないときたら世話するしかないし(ゲス顔)そんでもって優しいいい子だったら好きになっちゃうわな。わたしだったらそっこー落ちる。これ俺んだから。俺が最初に見つけたから!!



真相ルートだし、他のキャラに比べれば、主人公の毒に焦点をあてたシナリオになると思っていたから、今までの恋愛過程の薄さを補って余るくらいのドラマチック胸キュン展開を期待してたんだ…。

ホントに、期待のしすぎが良くなかったんだと思う。

それでもヴァンやサンに比べればじゅうぶんな恋愛過程だったけどね。





物語終盤からエピローグまでのスチルは本当に綺麗で溜息もの。感動。

まさにこのシーンをやりたかったんだろうな~。

主人公が幸せになれてよかったよかった。









システム面の問題かはわからないけど、ルパンだけやたら音声が聴き取りづらくて常に最大音量にしてた。

レオンハルトは最小…(笑)