ももうまし

ハッピーエンド至上主義

遙かなる時空の中で6 ネタバレ無し総評

攻略前気になるキャラ

ダリウス>ルード>コハク>秋兵>有馬>虎、九段、村雨

攻略後好きなキャラ

ダリウス≧ルード、コハク>村雨>秋兵、九段>虎>有馬




すごい、こんなに攻略キャラクターがいて、地雷が1人もいない
シナリオもみんな好き。
金太郎飴なのが気になるけど、よくこれだけの人数分、それぞれ違った恋愛のアプローチと、違った展開を用意したなって思う。
全く同じ部分以外は全然飽きることなく楽しめた。


システム面

周回プレイを前提とされてるのか、セリフや戦闘のスキップ機能は非常に便利。
恋愛イベントの発生条件を逐一確認することが可能。
クイックセーブの枠もたくさんあって、誤った操作をしてしまった時も戻れて助かった。
おまけの画像集では、キャラクターが感想を述べてくれるのが新鮮。
回想録も充実していて、シナリオだけ見返したい時はありがたい。
専門用語や世界観も、きちんと説明されるので問題なし。
目パチ口パク、アイキャッチ、デフォルト名呼び有。



声優

わたしはこれが遙かシリーズ初だったので声優には何の違和感なくプレイできた。
声に好みはあれど、どの声優さんもそれぞれのキャラクターにぴったりだし、演技も素晴らしい。
エピローグでは3D音声というものを聴ける。これがかなり良い。ヘッドフォンがおすすめらしいが、イヤフォンでもじゅうぶんにキャラクターを身近に感じられる。



主人公

とてもいい子で好感が持てる。
果敢に戦いに挑むし、足でまといになることはなかったと思う。
冷静にものを考えて行動するし、反省すべきところはきちんと反省する。素直で可愛い。
これはみんな好きになっちゃうのもうなずける。



シナリオ

金太郎飴。気になるキャラの個別シナリオを好きなだけ進められて、ある程度同時攻略ができる。
黒幕や伏線は非常にわかりやすく(遙かシリーズ初なのでなんとも言えないが)王道展開で良いシナリオだと思う。
全体的な糖度はあんまり高くないけど、恋愛過程はすごく丁寧で、キュンとする。これが噂のネオロマンスクオリティ。
どのキャラクターとも上品な恋愛を繰り広げてくれるので、安心して身を委ねられる。



音楽、イラスト

素晴らしい。
OPでも使われている黒蝶は必聴。
ここぞというシーンでスチルが出るし、所謂誰得スチルが全くない。立ち絵も背景も綺麗。
あと、わたしはこの作品で初めて目パチ口パクを経験したのだけど、これがあるだけでこんなにもキャラクターが生き生きとするのかと驚いた。本当に存在してるみたいで感動。



プレイ時間は一周目14時間程。
二周目以降は4時間程。



戦闘

やや作業感が出るが、わたしはそこそこ楽しめたので札育成のために十周。戦闘はスキップせずにひたすら繰り返し。スキップやオート設定可能。



おすすめプレイ法

作業が嫌な人、育成をしないのであれば、同時攻略、分岐でセーブがおすすめ。

ただ、同時攻略していくと、恋愛過程がいいだけにただ1人を選ばなければいけない時になると非常に悩む。
選んだ後は、他の人からはもうその気はないんだとばかりに普通に接せられるので、それはそれで物悲しい気分になる。
個人的にすすめるのは、面倒でなければ、スキップを駆使し攻略したい人だけの恋愛イベントを進めて、あとは札育成に力をいれる周回プレイ。1人に集中したい人向け。

スキップ時に注意する点、〇月〇日のいつにどこどこへ向かうなどのフラグを見落として、イベントを進められなくなることが多々あったので、セーブはこまめに、各キャラクターのヒントや攻略を確認しながら行った方が良い。




恋愛過程が売りになる作品だと思うので、

丁寧な恋愛過程を楽しみたい
ノベルゲーでは物足りない
作業プレイが好き
イラストやキャラデザが好み
大正ファンタジーが好き
遙かシリーズ未プレイで気になっている

こんな人におすすめな作品。



おすすめ攻略順

誰からやっても問題ないが、シナリオが金太郎飴で黒幕も一周すればわかってしまう為、一番最初は一番気になったキャラを選ぶのを推奨。その方が感動が大きい。
里谷村雨は例外として一番最後がいいかもしれない。
物語の核心に触れる順としては、
ダリウス>コハク>九段、有馬>村雨、秋兵、ルード、虎