ももうまし

ハッピーエンド至上主義。主に乙女ゲーム感想 ネタバレにご注意ください

遙かなる時空の中で6 秋兵感想




秋兵


見た目  ★★★☆☆☆
性格   ★★★★★☆
声    ★★★☆☆☆
恋愛   ★★★★★☆
感動   ★★★★☆☆


シベリア食べたい。


ネタバレ注意!!!!



















登場した時から、なんとなくあんま好きになれそうにないな~と見せかけて、やるとハマるキャラかも!って予感してたらその通りだった(笑)

お茶目なロマンチストで、寛大な心を持った紳士的な人。年頃になって意識し始めた年上のお兄ちゃんのような安心感とドキドキ感。





梓と2度目に街で会った時、お辞儀をして馬車馬に親しげに話しかけ、盛大に驚いて転んだあげくに紐を握りしめて固まってる、っていう光景は想像したら確かに笑える。愉快なお嬢さんって印象づいたみたいで興味を持ったんだね~。



飾緒を引きちぎられた時も、梓が泥をかぶった時も、嫌な顔一つせず気遣った行動ができて優しい。

砂を吐くような甘いセリフと芝居じみた言動にはぽかんとするしか無いが、それで千代に警戒されてるのに笑える。



でも実際、この状況でこんな風に接してくれる人がいたら、すごく救われるだろうな~って思う。わたしがこの世界飛んだら

、間違いなく毎日秋兵と九段を同行者に加えるな!





有馬語の翻訳したり、ロミジュリの時のモノマネ、花火大会の『た~まや~!か~ぎや~!』は面白くて周回してもとばさずに見てた。ほんとお茶目だね。





秋兵が下宿に越してこないかと梓に提案するシーンでは、九段も同行していると拗ねたような九段のセリフが聞けて可愛かった。





秋兵は自由のない自分の人生に諦めてはいるけど、変にうじうじしていないところがいいな、と思う。

芝居じみたことをするのも、違う自分になれるからかな?



自分の諦めた生の中に、少しずつ梓が入ってきて、いけないとどこか身を引きながらもじわじわと梓にハマっていく姿がにやりとする。



横領事件では罪を被るんだけど、秋兵いわく『物事が一番丸く収まる選択をした』。忌々しく思っている自分の地位や身分を、人の為なら堂々と利用する、その潔さが好き。



そんなことがあって、周りを気にかけて辛さを見せない秋兵だから、気遣う人が必要・・・梓が自分がそうなれたらいいなって思うのは自然な流れだね。





秋兵は夜会とかでいろんな女性に言い寄られることはあっても、きっと自分の地位に満足している女性ばかりだったろうし、そういう女性は受け流して壁を作ってそうに思う。

自身を見せないから、周りも参謀総長の息子としての上辺しか見ずに本当の部分には触れない。有馬や九段あたりはそのあたりには気付いてそうだけど、あえて触れないでいる印象。

梓のような無垢な子に好意を寄せられることももちろんあったろうけど、最初らへんの梓にしていたように軽く受け流すだろうし、毎日かかわり合いを持つことは無いよね。だからこそ黒龍の神子としてやってきた梓っていう存在は、純粋で、自由で、健気で、仕事で関わるうちに予想外に自分の中に入り込み、本当にかけがえのないものになったんだなって思う。



梓と接しているうちに、忘れていた家族の温もりを思い出していく。知らず梓に心を許していくようになる。自分の求めていた、けれど諦めていた選択肢を当たり前のように与えてくれる。だいぶ年上の秋兵が梓に惹かれるには充分な要素があって良かった。





夜の動物園デートからはぐっと距離が縮まった様子が見て取れてにやにやしたなあ。シベリアをあげると高感度が上がるのが笑える。





花火大会のスチルの梓が、無邪気にはしゃいでるのが可愛い。

見づらいのを察して抱きかかえてくれるなんて素敵すぎる!

父親との温かい思い出があったことを、自分のことのように嬉しそうにする梓。秋兵、その気持ちよくわかるよ。この子可愛すぎるね。





夜会後の、軍邸の庭でのスチルもお気に入り!

安易に抱き寄せるんじゃなく、梓の視線に合わせるようにかがんで手を取る、秋兵の優しさと紳士さがすっごく素敵。

つい告白しちゃったわけだけど、このあたりの二人のもどかしさがつらい。

家族も梓も失うかもしれない秋兵の恐怖もわかるし、家族と会えなくなるかもしれない梓の恐怖もわかる。どっちも一歩踏み出せなくてつらいね。





マガツカグツチノカミに取り込まれた父親を倒すと宣言し、一人になりたいと初めてしっかり拒絶された時。これまでのことがなければ梓は追いかけられなかったと思うけど、一生懸命健気に追いかける梓はもうしっかり秋兵のこと愛してるよね。



梓を筆頭に有馬も九段も追いかけてきてくれた展開は本当に良かった。

やっぱり有馬も九段もみんな、秋兵のことずっと気にかけてくれてたと思う。

父を救うのはわがままなのにいいのかと問う秋兵に、『いいも悪いもあるまい、ぬしの父なのだ、それだけで救う価値はある』と、迷いなく返す九段。九段いい人すぎる・・・。

梓だけでなく、仲間にもすがれるようになったのは本当に良かったなと思う。





ダリウスルートを先にやったから、総長を救う手立てを提案してきたのには、ちょっと違和感があった(笑)本当にいいのかい、お館様。



このあたりで秋兵が鬼の面々に謝罪をするんだけど、後からきちんとコハクにも気遣ってるのがさすがだなあ。

こういう熱い展開になってくると省略されることもあると思うけど、コハク個人にも面と向かって謝罪する姿を描いてくれてるのは好感が持てる。

この時のコハクのセリフも、いい子だなあってしみじみ感じる。





そうして総長を助けて、親子の温もりを感じたところで、容赦ない黒龍の鈴が鳴るわけだけど、毎回思う、黒龍、もうちょっと待ってあげてよ!(笑)



別れの言葉を言う秋兵が見るからに痩せ我慢しててつらい。

秋兵のそばにいたいけど、おばあちゃんのことも気にかかる。完全に恋愛脳にならないのが梓のいいところね。

有無を言わさず戻ってきてしまったけど、おばあちゃんの後押しで決意を固めるのはよかった。後腐れない。



黒龍強引だけど、わざわざおばあちゃんに会わせてあげたのかなって思うと和む(笑)





とんぼ返りした梓を受け止める秋兵の、影絵が素敵~。

わたしは梓≠自分だから、こう、客観的に見れる感じがより感動できて好き。

秋兵が本当に嬉しそうにしてて公開プロポーズも微笑ましい。





しかし、マダム・片霧には笑った。

ふっきれたあとのこのくさいセリフは、結構こたえるな~(笑)

別に嫌いじゃないけど、影があったからこそ許容できていた部分もあったから、それがなくなったエピローグでは、これが・・・毎日か・・・。いってらっしゃい秋兵さん!いってきます梓・・・っと、いけない、忘れものだ、chu☆(吐血)



元々こういうセリフを恥ずかしげもなく喋るキャラクターは好みではないんだよね・・・(苦笑)





まあ、2人が幸せならいいんだ。

そういうことだ。