ももうまし

ハッピーエンド至上主義

遙かなる時空の中で4 遠夜感想



遠夜


見た目   ★★★★★★
性格    ★★★★★☆
声     ★★★★☆☆
恋愛過程  ★★☆☆☆☆
シナリオ  ★★★☆☆☆


電波系少年。


ネタバレ注意!!!!



















顔が出るまではすっごい胡散臭かった。

言ってることは意味不明、黒装束で顔もわからない、趣味は黒魔術ですか?(失礼)

それが実は回復役っていうのはいいギャップだった。



最初のうちは仲間になるとは全く思ってなくて、普通に敵だと思ってた。裏切りモブ?

全身お披露目された時は予想だにしないとんでもなく好みな青年が出てきて興奮した(笑)





彼の萌え転がったポイントをいくつか。





・顔や姿を見せると怖がるからと棺を脱ごうとしない遠夜

『怖くないよ、むしろ好きかな』

えっ・・・』好感度↑

・『神子が笑うなら棺はいらない』可愛すぎか

・『怖ければオレにつかまれ』

・遠夜が他の人たちとも仲良くなり始めてジェラる千尋へ

『心配ない オレは神子が望むままでいる(にこっ)』はい、可愛い!

・遠夜が仲良くなり始めて嬉しく感じる千尋へ

『神子が笑う・・・喜びが広がる・・・オレも嬉しい(にこっ)』かわ・・・っ!!

・みんなにも遠夜の声が聞こえたらいいのに→『神子に伝わればそれでいい』だって・・・なにこの天使

・忍人『君の服を、すべて出せ全部脱いじゃうかと思いました期待しましたすいません

・遠夜の棺なんて千尋が着たらぶかぶかで裾踏んづけるに違いない!!彼シャツ!彼シャツ!*1ジタバタ

・『油断・・・大敵・・・』って威かす遠夜

・脅かそうとしたんならやだもうお茶目さんハァト

・真面目に言っただけでも、みんなからびっくりされて 逆にびっくりする遠夜が浮かぶので可愛いです

・急によそよそしくなる遠夜

・那岐『いつもは、黙ってても千尋の側を離れないくせに』

・喋るようになってわかりやすくモテ始める遠夜

・だがしかし千尋にあげる為に夢中になって勾玉を作る遠夜

・『素敵なのは勾玉ではない・・・・・・お前だ』おい・・・天然か、天然なのか(ぐったり)

・『勾玉はオレの心』って、告白? ねえねえそれって告白? (^^)

・『どんな時でもお前とオレは一緒だ』

・『だから、迷いも痛みもオレにわけて?







オレにわけて?(上目遣い)















彼はとんでもない爆弾を落としていきました。今までありがとう、幸せな人生でした。











・・・とまあ、本当にもう、愛でたい。

ひたすら愛でたい





表情と言うことがいちいちツボをついてくる。

遠夜って良くも悪くも本当に純粋で、全ての言動から悪意とかあざとさが感じられない。というか、嬉しい悲しいといった遠夜自身の感情ですらあまり感じられないんだけども。

無償で妖たちの傷を癒す、それと同じように(状況によるけど)命を消そうとする。野盗とのシーンでは『弱肉強食自然の摂理何がいけないの?』と澄み切った瞳で聞かれたので、千尋が悲しいと言ったら『もうしない』と約束。

千尋の言うことや千尋が感じたこと、『よかったね、遠夜』『・・・よかった?そう・・・よかった』ってそのまま遠夜の感情に反映されるのが愛しすぎる

もうね、どれだけ純真無垢なんだろうね。ありえない、ありえーる、驚きの白さ、もちふわPon!(いろいろ混ざってる)

要するに抱きしめたい。





くりくりのお目目、ふわふわの白髪、角みたいな髪飾りと垂れてるフサ、申し訳なさそうな猫背、みんなの回復役、表情、話し方、性格全てが可愛いのに対して、

背の高さ、肌の浅黒さ、『オレにつかまれ』←?、巨大釜、耐久力の高さ、意外と低い声、鎖骨にキュンキュンする。わたしは変態です





しかし甘っちょろい部分もあるわけで、ほとんど謎が残ったまま終わってしまったのが残念。



・土蜘蛛が人になることについて

・エイカと遠夜の関係

・遠夜の声は前世の戒めなのか?エイカが封じていたのか?何故そうしたのか

・十八番目の意味

・月読の君とは

月読の君と初代神子は前世だったのか(多分そう)
前世でした



わたしの読解力が低いせいかもしれないが、最低限このあたりはきちんと説明してほしかった。

特に遠夜が『人になった』と明かすところでは、千尋の順応性の高さに笑ってしまった

土蜘蛛が人になるってよくある話なの?千尋はどうして驚かないの?wわたし話についていけないよ?ww



他にも謎はあるけど、それは今後他のルートで明かされていくのかなと思うので省略。



あと千尋の断髪、遠夜が喋れるようになったことに関してのみんなのコメントが見たかった。何故触れられないの・・・どうして・・・。



このシナリオでよかったなーと思ったところは、あんなに土蜘蛛を警戒してた忍人が、千尋に近付く面を被った土蜘蛛に対し、まっさきに『これは遠夜ではない』って気付いてくれたこと。『十八はもういない、遠夜の強さは俺たちが知っている』つい最近まで言葉も交わせなかったのに、きちんと彼の誠実さが伝わっていて嬉しかったね。

最終戦で兎が助けに来てくれたのも胸熱だった。





決戦後はわりとあっさり終わったなー。

こんなものなのか、遠夜だからなのかはわからないけど。

遠夜→千尋はあっても、千尋→遠夜の描写がほぼ無かったからね・・・。励ましてくれるし側にいてくれるし、もちろん嬉しく思ってたろうけど、 どう見ても千尋は保護者目線(そしてプレイヤーとしても保護者目線)だったので、急にいちゃこらされなくて逆に安心した。





遠夜はひたすらなでくりまわしてみんなで愛でるもの、ということで、落ち着きます。





10月3日追記

逸話集読みました。

前世のいちゃこらなどどうでもいい(笑)

これを見せられたおかけで、千尋と遠夜がただ前世に触発されただけの関係に思えてしまって残念。

千尋が初代神子だから、遠夜にとってもワギモなの?

遠夜の『ずっとこうしたかった』っていうのは、月読の君の想いじゃないそれ??

千尋は千尋で、いつの間に遠夜にキスをせがむほど好きになったの・・・。

前世設定はおいしいけど、それに引きずられて千尋個人、遠夜個人の想いが薄まってしまうのはよくないと思う。主軸の二人の過程をしっかり書けないのであれば、前世の話はプレイヤーにだけ示しといて、本人達は記憶がない方がよかった。記憶はないけど惹かれあう、実は前世でも恋人だったんだよ、って。その方が運命的に感じるなあ。

でもスチルはとても綺麗でした。

*1:└(:3」┌)┘