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ももうまし

ハッピーエンド至上主義。主に乙女ゲーム感想 ネタバレにご注意ください

遙かなる時空の中で4 アシュヴィン感想



アシュヴィン


見た目   ★★★★★★
性格    ★★★★☆☆
声     ★★★★★★
恋愛過程  ★★★★☆☆
シナリオ  ★★★★★☆


構えのポーズが笑かしにきてる。


ネタバレ注意!!!!





最初の笹百合のイベントで敵側との恋に猛烈に萌え、ずっと楽しみにとっておいたアシュヴィン。ついでに言うと声もドンピシャなアシュヴィン。
でもシナリオは正直いうと想像してたものより斜め上で肩透かしくらいました。
もっとこう、 敵対するもの同士のドキドキ感や葛藤 、周りの反対意見を実力ではねのけ 、からの 渾身のデレ!!! みたいなのを勝手に期待していたんですけど(笑)蓋を開けてみたらとんとんの政略婚でした。いや、まあそうですよね。仲間になるのに今まで他のルートでこの話がでなかったこと自体がおかしいよね。政略婚っていうのもそれはそれで盛り上がったんでいいですけど。


アシュヴィンは王族の務めとしての結婚を当然として受け入れるが、千尋は現代にいた影響もあってかすっきりしない様子。この時の狭井君がやけに優しくて気持ち悪かった。てっきり問答無用で結婚しろって言うと思ったよ。

思春期を現代で過ごした千尋の乙女心としては結婚は一大イベント。自分の役割は理解しているけど、すべてを民のため国のために!と完全に割り切ることも出来ないし、じゃあ愛しているか、愛せるのかときかれてもそれも首をかしげてしまう千尋。『 私は、この人のこと・・・好きなの? 』ってもやもやしてるのがわたしの中でもありました。だってアシュヴィン、 ルート入ってんのに全然デレてくれない! (笑)


『この人の考えていることがさっぱりわからない時がある』まさにこれ。
『前の方がアシュヴィンに歩み寄れる気がしてた』ほんとこれ。


アシュヴィンは論理的で、なかなか嬉しいとか悲しいといった感情をあらわにしない。ムドガラの件でもただ起こった事実を受け止めるのみで、決して立ち止まることなく振り返ることもなく、我が道をゆくタイプ。感情が無いわけではないんだけど。一言でいうとマイペース?歩み寄ろうとしないし、 乙女心なんて1ミリも察してくれない (笑)
王族であり武人であり、身内にさえ毒を盛られるほどの厳しい幼少期を過ごしたことを思えば、当然とも言える性格ですし、そうでなければ国を統べることも難しく臣下の人望も得られないでしょう。


『俺はお前に指図は受けないしお前に指図もしない』


ずっとこんな感じ(笑)全然こっち向いてくれない!
どの選択肢を選んでも、好感度が上がりゃしなけりゃ下がりもしない。 何のための選択肢?!
手応えなく千尋と一緒にもやもやもやもやしてました。
あ、でも『行くぞ、俺の花嫁殿』っていうセリフには 不覚にもキュンとした



さて結婚したはいいが気持ち的に一向に足並み揃わないある日、アシュヴィンからのあまりの扱いについに千尋が、 篭城 w(一瞬)


『相談してほしかった』ってあくまで優しく言うのと、泣いてその場から立ち去るのと、『馬鹿』って叫んで走って逃げるのと選択肢が三つあったんですが、わたしはこの 馬鹿呼ばわりしてブチ切れる千尋 が一番好きでしたww

言ってやった!ついに!と妙な達成感。
秘技!!『実家に帰らせていただきます』!!・・・ではないですが、今まで大人しくしていた千尋の突然の怒りに戸惑いを隠せず、 扉越しにすごすごと謝りに来るアシュヴィン w 千尋の言わんとしていることはわかるようです。
アシュヴィンはアシュヴィンなりに千尋のことちゃんと好きみたいだし、どうも自分の思っていることが今の言動では伝わらず、相手を傷付けているということにやっと気付いたもよう。
『心配されることがわからない、いや 気付けないんだ』と真摯に語ってくれました。そうか、まあそうでしょうな(笑)
事実そういう人はほぼいなかったんだろうね。


許したらとたんにほっとしてデレだすアシュヴィンに若干のひっかかりを感じましたが、やっと一歩距離を詰めることができたようでこちらもほっとしました。

しかし『 絶対に許さない、もう絶対に 』みたいな選択肢には笑ったw 千尋激おこww


ちなみにアシュヴィンはだいぶ頭が冷えたようで、これ以降は『いつも千尋がどう思うのかを考えよう』と約束。さらにことあるごとに『悪い』って言ってくれるようになりました。いい傾向です。


根宮へ進軍するも風早達とはぐれ、逆に皇に追い詰められて絶体絶命となる千尋とアシュヴィン。どうにか千尋だけは逃がそうとするアシュヴィンにここでも選択肢が。

強くきっぱりと『あなたと生きたい』と決意する千尋も好きなんだけど、戸惑うアシュヴィンが新鮮、というか 振り回されるアシュヴィンが見たい のでつい、千尋には泣いてもらいましたw
千尋じゃなかったら泣いたって怒ったって気にもとめやしないか鬱陶しがるでしょうが、惚れた女の弱み、千尋の予想だにしない言動にあたふたするアシュヴィンに萌えるわたしは少数派なんだろうか(笑)


それにしてもアシュヴィンは何故黒麒麟を呼べるんだろう?序盤から気になってたことなんだけど、明かされずに終わりましたね。


最後の、改めて二人きりで行う結婚式がまたよかった。
逸話集ではなんとアシュヴィンが手作りのプレゼント。拗ねていた千尋が手作りと知った途端に繰り広げられる『返せ!』『返さない!』のやりとりが可愛くって好きです。



アシュヴィンとはあまり恋愛してる感じがないけど、千尋との確かな絆は見えてくるような・・・なんとも言い表せない関係ですがこれはこれで好きです。
時に子供っぽい喧嘩をしては少しずつ互いの想いを確かめあって、ぎこちなくも王としての絶対の信頼はおける、なんかちぐはぐで不器用な夫婦だなと思います。でもこの二人なら、いい国を治めてくれそうです。






実は風早ノーマルエンドもすでに攻略済み。
風早と那岐を終えてみて思いました。この二人って従者と幼馴染みっていう設定があるだけに恋愛過程がほぼ省かれてて、基本どのルートでもブレずに最初から千尋のこと好きだったんじゃないかと思うんです。
だからこのアシュヴィンルートの二人は千尋の政略結婚に対して、きっとものすごく複雑な思いをしてたんじゃなかろうか・・・(笑)なーんてことを考えてました。