ももうまし

ハッピーエンド至上主義

マスケティア アトス 感想



アトス


見た目   ★★★★★☆
性格    ★★★★☆☆
声     ★★★★★★
恋愛    ★★★★★★
シナリオ  ★☆☆☆☆☆
真相解明  ★☆☆☆☆☆


早口言葉大全集は必見!


ネタバレ注意!!!!
批判あり







恋愛★6に対して何故シナリオが★1なのか。それは、 物語を動かす謎がほぼ解明されずに完結してしまうから です。恋愛過程は丁寧でした。甘さもそこそこ。これが悪魔や殺人など無い、ただの学園ものだったならとてもよかったと思います。



序盤はすごく面白かったです。思ったより デレるの早かった し。声色や表情が、ダルタニアンにだけ優しくてきゅんきゅんしました(笑)
決闘にてダルタニアンが負けたのにも関わらず忠誠を誓ってくれたのは、アトスを狙って行動している場合はもはや『惚れた女の力になりたい』という風にしか見えなくて納得でした。
舞踏会ではアトスの礼服がお披露目されましたが、ぶっちゃけ 普段の制服のが派手 なのでただの 地味な人 みたいになってて笑った。

さらに、わたしがこの作品初である 変身シーン を目の当たりにした瞬間は爆笑もんでした。
演出といい、デザインといい、なんかもう 全部ダサい 。(笑)
ギャグですか?ギャグですよね?ここ、笑うシーンですよね??
アラミスが一番酷いなと思ったんですがまるで セーラー〇ーンに出てくる敵みたい でちっとも美しくないです。もう一度言います。ちっとも美しくないです。(笑)


ここまでは、よかった。本当に、すごく面白かった・・・(笑)
しかしルート分岐するあたりから違和感が押し寄せてきます。


ダルタニアンがロシュフォールに殴られていた時のアトスの言葉遣い。頭に血が登るのはわかるけど『ぶっ殺す』なんて野蛮な言い方には驚きました。
こんなに感情をあらわにするんだと思いきや、ダルタニアンとはぐれて相当時間が経った後、やっと見つけたというのに、普通に待ち合わせてましたと言わんばかりに登場したり。 感情の起伏が読めない 。意味がわからん。

そして月例朝礼での悪魔化は、 物陰に隠れてやればよかったのでは ポルトスはともかく、アトスまで堂々と生徒達の前で変身する必要はなかったはず。

ノエルの夜はダルタニアンの理想をすべて叶えてくれましたが、なんだか不謹慎な気がしたのと、ベタすぎてちょっと受け付けなかった(((^^;)

心臓を突かれたはずなのに 首飾り発動まで 生きてるダルタニアン 。今までいろんな面で一枚上手だった教師側のあまりにも アホな最期 ロシュフォールの騎士道精神なんて、生徒全員人質にしてる時点で騎士道もクソもないだろう。
極めつけの やっつけすぎる結末 のせいで、タイトルに戻るまで開いた口が塞がらなかった。

あんなに、 銃士隊すごい!!銃士隊なら真相がつかめるかも!! と期待させておいて、 全く何一つ解明できてないところが間抜けすぎ ます。

悪魔にされた理由は不明。敵の目論見は掴めていない。自白もさせていない。首飾りがどんなものかもきちんと把握せずに行動する。アンヌが本当に信頼に足る人物なのか、何者なのかすら調べない。だいたい銃士隊が悪魔だということを知ってるってだけで信用できるなんて判断、アホかと。怪しめ。

父親の死の真相を暴くこと、仇を討つことこそが目的 だったはずのダルタニアンが、 いつの間にか全部投げっぱなしにしてアトスと恋愛してる のに疑問だらけでした。
アトスは銃士隊隊長なのにこんな、ただ状況に流されるままのシナリオなんてかっこ悪すぎるかと。
せっかく中盤までの恋愛描写がとてもよかったのに、 展開が雑すぎて甘くても萌えません 。あとスチルがワンパターンでした。


初回プレイしてみて、一番好きだと思ったのはプランシェです。w



今後もネットでのオススメ攻略順でプレイしていく予定です。
アトス→ポルトス→アラミス→ロシュフォールリシュリュートレヴィルの順。

どこでもこの順番での攻略をオススメされているので、恐らくは順に謎が解けていくスタイルかと。 アトスルートは壮大なプロローグ というか、プレイヤーに対しての問題提起なのかと思うほど悲惨でした。せっかくかっこいいのに残念です。銃士隊隊長がこの扱いでいいんだろうか(^^;)