ももうまし

ハッピーエンド至上主義。主に乙女ゲーム感想 ネタバレにご注意ください

マスケティア 総評



ネタバレ注意!!!!








つくづくこの攻略順でやってきて本当によかったと思いました。ちなみに三銃士についてはプレイ前も後も無知識です。





銃士隊ルートは前世の記憶がなくて真相に近付くのも難しく、まさに『 見えるものだけを真実 』とした行動しかできないあたり、所詮は振り回されただけの生徒だったなという印象。 ラストのやっつけも仕方ないか とさえ思える。そのかわり、恋愛描写に重きを置いたストーリーでよかったです。





教師組ルートは怒涛の答え合わせ!エンディング含め全体的にシリアス度が高め。ただ目の前の悪を消せばいいというものではなく、葛藤することの多いシナリオ 。ラストはやっつけではなくきちんと決着をつけてくれて安心できました。





それぞれがそれぞれの 正義 を胸に戦ってきたわけですが、それら全てを見極めることの難しさ。6回繰り返してようやく全容が見えるんです。それをコンスタンティンという第三者の介入でおさめることができた隠しルートは本当に奇跡であり、ここまでやってきたプレイヤーへのご褒美に思えます。



後半戦、リシュリューからトレヴィルルートにかけてはあることが強調されていました。それはダルタニアンの行動の発端ともなったもので、 『己の正義と称した復讐』とは、悲しみの連鎖しか起きない 、ということ。

愛する気持ちを学びつつ数々の犠牲を出してきた彼らの物語。ダルタニアンをはじめ、元凶であるトレヴィルまでもが復讐をやめるに至ったシナリオは共感できました。



銃士隊に比べ教師組はダルタニアンに落ちるのが少々チョロいと感じたけど、許容範囲でしょう。その分明かされるものが多かったのだからボリューム的には同等かと。





ひととおりクリアすると、 リシュリューグッドエンドはかなり恵まれたものだった んだなーと思いました。理事長権限ですか。そうですか。一番幸せそうなのは何も知らずに終わったポルトスエンドかな。



そういえば銃士隊組のエンドを迎えた場合、 トレヴィルは何をしていたんだろうか 。”ダルタニアン”をやすやす見逃すとは思えないなあ。そう考えるとやっぱり銃士隊組も手放しで幸せとは言えないよね? 心配になってきた! (笑)







サブキャラでは 断トツでプランシェが大好きです 。あとロシナンテとパトリックがお気に入り。ミレディはリシュリュールートで印象が変わりましたね。この人たち以外もみんな個性豊かで楽しめた。

攻略キャラでは不器用ロシュフォール うっかりトレヴィル がとんとんで、次に おバカなポルト(笑)

ダルタニアンは最初は感情がなさすぎると思ったけど、本来はコンスルートのような明るい女の子なんですね。本編では銃士隊をきっかけに少しずつ感情豊かになっていて、とても可愛かった。

あと名前の仕掛けですが、ダルタニアンとコンスタンティンなんて、 すっかり騙されていました (笑)

まさかまさかの入れ替わり。本当に最後まで意表をつかれました。





一周目アトスをやった時は『 とんだクソゲーを買ってしまった 』と思ったものだけど、このゲーム、 すべて攻略してこそ でした。二週目で『お?』となり、三週、四週していくごとに やめられない止まらない 。面白い。

発売からだいぶ経っているので、今でこそ攻略順を気にしてプレイすることができたけど、発売当初何の情報もなく好きな人からプレイされた方はどんな印象だったんでしょうか。

これは一人ずつ攻略制限をかけた方がむしろよかったんじゃないかと思うくらい、 攻略する順番が重要 な気がします。





物語とキャラクターを動かす『復讐』が『恋愛』によって絶たれるという、シナリオと恋愛の絡め方が絶妙なこの作品。最初こそ 変身シーンとそのビジュアルで大爆笑 し、 これは残念系ゲームか と思ったんですが、次第に悪魔がはびこるこの世界のストーリーに魅せられていました。とても面白かったです。





しかし次はバッドエンドのないゲームをやりたい!
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