ももうまし

ハッピーエンド至上主義。主に乙女ゲーム感想 ネタバレにご注意ください

遙かなる時空の中で3 九郎感想



源九郎義経


見た目   ★★★★★☆
性格    ★★★★★☆
声     ★★★★★☆
糖度    ★★☆☆☆☆
シナリオ  ★★★★★★


そのフリフリエプロンはやめてくれないか/(^p^)\


ネタバレ注意!!!!






~本日の譲氏~

『許嫁ってどういうことですか!!!!!』
嘘だよ!嘘だからねww 落ち着けwwww 。゚(゚ノ∀`゚)゚。



九郎ルート感想です。予想以上によかった。

乙女ゲーの ヒロインに横抱きされる攻略相手 というとても斬新なパケ絵に惹かれたんですが、王道シナリオといい フリフリエプロン といい、やってみると本当にメインヒロインでした。

他ルートやってる時から『九郎はいいやつだな』という印象を持ってましたが最後までそれが揺らぐことはありません。
前向きで、素直で、努力家で、仲間思い。謝罪や感謝の気持ちはその都度惜しげもなく伝えてきます。
カッとなりやすくデリカシーがないところもあるけど、それも含めて生まれ持ったまっすぐさ。 九郎の魅力 なんだと思います。
時には望美や仲間に対して不器用で厳しさを見せることもありましたが、それは自分の立場や先を見据えての意見であり、決して感情のたかぶりだけで発したものではないというところが好きです。


九郎が思う望美についての印象は『不思議なやつ』だったと、これに尽きると思います。
神子として怨霊を封じ、剣を振るって時には軍略も立てる。あまりの勇ましさに女とは思えず口喧嘩をすることとも。しかし秘密が多くほっとけない。周囲からの茶化しや温泉での本音(九郎と答えた場合とする)に次第に女として意識するようになり、そして信頼関係が着実に育まれる。いいねえ。


官位を得て投獄された時、手紙を託した望美の手を握って『 離れがたくなる 』と言った九郎。意外というか唐突というか。
これまでの流れなら

『頼んだぞ、行ってくれ』
『任せて!絶対救ってみせる!』

という 信頼>恋愛 な感じを予想してたから感動的なスチルまで出ちゃって若干のおいてきぼり。
あ、あら?もうそうなるのか。まあ、ちゃっちゃと行ってくるからこの望美様に任せなさい!この時はまだそんな風に思ってました。



『九郎が処刑されました』 (  Д ) ゚ ゚!?



遠く離れた地で頼朝への面会を待っていた間に。


(  ° Д ° )は?え?



個人的に今までの八葉死にパターンの中で 一番ショック でした。
処刑されることを知らずに、そして処刑されたことも知らずに。既に意味を失った九郎の手紙を胸に報せを聞かされた時の はんぱねぇ喪失感

ひょっとして九郎はあの時すでにこの事態も覚悟していたのか。 頼朝を信じたい気持ちと疑ってしまう恐怖で、望美に縋ってしまいそうになっていたのか 。後になってからあの時の九郎の心境に気付いて呆然としました。

あまりの衝撃的な結末に速攻で逆鱗使う望美。
今度こそ阻止する為にまずは官位を断らせて九郎と共に頼朝の許しを得に行きます。

面会を果たした頼朝に望美を白龍の神子だと紹介する九郎。本物なら証を見せろと言われますがここで かち切れた望美様の返しがかっこいい

『見せろと命令される理由はありません』

何故なら自分は頼朝に仕える武士ではないから。

『それに九郎さんの言葉を信じるなら証なんて必要ないはずです!』

なにこれ惚れた



そんなイケメン神子様が九郎を好きだと自覚したのは嫉妬がきっかけ。遙か3って恋愛過程はあっさりしているから、唐突でも 『好きかも』とか言ってくれる方がわかりやすい

しかしただの勘違いがあそこまで引きずるのもすごいというか、らしくないというか。
『総門に行かなきゃいけない " らしい " 』この調子である。
別に直接振られたわけでもないのに引きずってぼうっとしすぎ。いくらなんでも戦場であれじゃ九郎じゃなくても怒るよ(^^;)

そんな様子のおかしい望美を置いて単独無茶をしだす九郎。はっとした望美がそれを追いかけ置いてけぼりの他八葉w
敵の囲みをたった二人で突破してくるついでにわだかまりも解消してくるという、あのこれすごくドラマチックなんだけど本当に誰も加勢できなかったのww
つっこむのもヤボだけど先生 見えてたなら瞬間移動してやれよw


そうして無事帰ってきた九郎にヒノエが聞きます。先ほど身を危険にさらしてまで敵に悟らせまいとした『弓の不得手』を仲間にはあっさり話していた件。『 味方から漏れるとは思わないのか? 』これに九郎は迷うことなく答えます。『 ここにいる皆が漏らすなどありえないだろう
源氏でなくても仲間ならば無条件で信頼を示すのかと呆れるヒノエ。
何故疑問視されるのか理解できない九郎に『 九郎はわからなくていいんですよ 』と笑顔で返す弁慶。

何気ないやりとりですが、九郎の周りに人が集まり、またその集まった人たちが皆信用できる理由がよくわかっていいですね。恐らく弁慶も、この良くも悪くも馬鹿正直な九郎の人柄が好きなんでしょう。まあ、 弁慶ルートじゃ裏切るけどな (笑)



そして戦いは壇ノ浦へ。
頼朝への忠告を一切聞き入れようとしない九郎。いつもならカッとなっても意見は聞くのに今回は頑なです。弁慶たちもなだめるんですが、この時はそれ以上強く言えずに押し黙ってしまったのが印象的。

大将だからこそ言えないこともある。『今だけは大将を休んで、ただの九郎さんになってほしい』と、抱えているものを優しく受け止めようとする望美。
お前にならばと、九郎は本当は自分が頼朝に必要とされていないこと、そして戦が終われば自分こそが障害になるのではとの不安を口にします。


『怖いんだ、この戦に決着がつくのが』
『戦が終われば・・・俺と兄上が共に歩む道は失われてしまう』


な、泣かないでー!!九郎(ToT)?!


関さんの泣きの演技がすごい。
というか敦盛さんに続いて九郎の泣き顔まで用意されてるとは驚いた。


何がそんなにいいのかわかりませんが九郎にとっての頼朝は絶対の存在のようです。今まで頼朝への不信を感じていても、これも平和な世の為と思いこむことで自分を保ってきたんでしょう。
『兄上は間違っている』『俺は信用されていない』そう思うのが怖いからこそ頼朝への非難には逆上し敏感だったのかなと思います。兄上への無礼は許さないと言っておきながら守ってたのは自分の弱さだったんじゃないかな。
そんなことを思っているうちに望美に励まされあっさり立ち直った九郎、 さすがの前向き


そして平家との決着へ。安徳帝や還内府すら見逃した九郎は処断されることを覚悟し言います。

『望美、俺はお前との約束を守れないかもしれない、すまない』 九郎ううう( ToT )

ところがどっこい、人質にされ捕まったのは望美。
いや、九郎たちも捕まるけどそこはとっとと逃げ出せたようです。
望美が舞いながら九郎へのメッセージとして詩を詠むシーンは綺麗でした。

逃げてほしい。そんな望美の思いとは裏腹に 堂々と正面切って助けに来る九郎w 王道だ。
そして望美を殺せという頼朝に向かって言い放ちます。

『ならば、俺は源氏を捨てる』 !!!

ウオオオオオオオオ\(^o^)/よく言った!!


しかしあのアニメーションはどうなの!(笑) お姫様抱っこの仕方に全力でときめいたと思ったら 人外ジャンプに全力で笑った 。感動を返せ(´^∀^`)w


そんな超人的なジャンプ力を見せた九郎に救出された望美は援護してくれていた景時や譲と合流。 譲の衝撃発言 に思わずPSP取り落としそうになりました。

『あなたには負けました』 ( ; ロ)゚ ゚はいい!?

譲?どうしちゃったの? 望美大好き譲が負けを認めるなんてそんなの譲じゃn



そして将臣や弁慶、他の八葉たちとの合流も果たし揃ったところで待ち伏せてた政子様と戦闘。サクッと殺ったと思ったら生きてました。荼吉尼天だけ抜けたようです。逆鱗も返してくれたけど、 正直もうそれいらない w

ところで今ルート清盛が空気なんですが彼また政子様に食べられちゃったんでしょうかね。
頼朝の孤独についても今更感すごいし特に同情することもなかったのでノーコメント。


全てが終わり、源氏を捨ててふっきれた九郎の満面の笑み(^^*) 『ここから俺たちの未来が開けるんだ』 パアァ
戦が終わるのが怖いって泣いてた人とは思えないくらいまぶしい笑顔です。よかったね。


エンディングは望美とともに現代帰還エンド。九郎がこうなるとは全然予想してなかったなあ。
戦いの直後から現代へ戻るまでのいきさつは後日談で見られました。
現代へ行くことが後ろめたい九郎の元へ集まった部下たちのあたたかいこと。みんなに後押しされた九郎は現代へ行くことを決意します。
もはや反逆の罪を犯した九郎にとっては現代はこれとない逃げ場でしょうが、 残った他の人たちは本当に大変だと思います 。弁慶はうまいこと逃げおおせそうだけど、景時さんは人質の件もあるしとても心配です。
そして忘れちゃいけないこのお人。


後日談 譲『 』



みんな譲のこと忘れてない!? (爆笑)


九郎と望美には口々に別れの言葉をかけるのにみんな 譲のことは完全にスルー ですwww
おいおいwww 将臣はともかく譲は帰るだろwww
誰か何か言ってやってよwwwww

やっぱり譲の扱いが面白すぎて気になってしまうよ(ノ∀`)…



さて九郎ルート終わりました!

さすがというべきか、将臣と並ぶ王道シナリオで非常に楽しめました。 青龍では将臣より断然九郎派 です。
途中からどっちがヒロインなのかわからなくなりました が、こうして終えてみると どっちもヒロインだったな と思います。
他のキャラルートをやっていると八葉はあくまで神子の為に集まり協力しているように見えましたが、九郎ルートでは神子だけでなく、 九郎の為にも仲間が集まっている ように感じました。そういうところが九郎もヒロインだなと思った理由のひとつです。

頼朝に反徒に仕立てられ、リズ先生は望美の為、景時よりも信頼されず、弁慶には相談されない、ヒノエには大将としての活躍をもぎ取られ空気と化した源九郎義経 他ルートでは散々な扱い を受けていたものですが、本人ルートでは予想以上の前向きさを見せてくれて気負わずに進められました。仲間たちもなんだ、九郎のこと好きじゃないか。どれだけ裏切られるんだろうとか余計な心配しちゃったよ。これで安心して眠れます。


シナリオは今のところ全攻略済のキャラ中九郎が一番好きです。残すは白龍と銀、知盛なので大穴がくるかこないか。この勢いで最後までやっていきたいと思います。