南那城メィジ(cv:木村昴)
見た目 ★★★☆☆☆
性格 ★★★★★★
声 ★★★★☆☆
糖度 ★★★★★☆
シナリオ ★★★★★★
癒されたぁ・・・・。
シキルートでだいぶ精神を削り取られたので癒しを求めてやったら、予想以上に癒されました。
恋愛描写が、始まりから終わりまであぁ私今乙女ゲームやってるわ...って感じ。アクマってなんだっけ??
生徒会メンバーやアズナまでまじえた、(ダンデビにしては)ドタバタコメディもあって笑えました。
メィジ自身がとてもポジティブシンキングなので、このゲームで癒しや明るさを求めるならメィジルートはうってつけです。
あと、メィジって見た目などの第一印象で損してると思いました。マッチョなオールバックオレ様ヤンキー。
好きな人には悪いですが、あのメンツならレムとかシキの方に目がいってしまいがちな女性の方が多いんじゃないでしょうか。私も、どちらかと言えば美青年細マッチョ派です。
でも、アニメメィジ回でその人気が爆上げしたように、見た目で判断しちゃもったいない!!
声を最大にして叫びたいくらい、メィジは本当に強くて優しくてカッコイイ男でした。
オレ様気質が苦手な方にはあまりオススメできないかもしれませんが、アニメで興味を惹かれたなら楽しめると思います。
ヒトかアクマかなんて、関係ない。
真っ直ぐに愛し愛される。
そんなシナリオでした。
以下ネタバレ注意!
リツカはメィジを選んだ方がいいと思うの。
(まだあと三人残ってるけど)
まさか本当に裏切り要素皆無だとはw
無理強いされることもなく、
傷付けられることもなく、
親友と喧嘩することもない。
最短で帰ってきた母親に恋愛相談できるくらい、平和で安心できる日々...。
アクマのようなヒトもいる。ヒトよりも優しいアクマもいる。
このシナリオは、誰よりも真っ直ぐで裏表のないメィジだからこそできたものだと思います。
メィジはイジメっ子で言葉は乱暴だけど、リツカが本当に嫌がることはしない。
オレ様と踊れよ、って強要的な言い方をするのに、差し伸べた手をリツカが取るまではちゃんと待ってくれる。いつだってそうでした。強引さに隠れてしまいがちだけど、メィジのそういう優しさや寛大さがすっごく好きです。
腹減ったのかとか、ちゃんと布団かけて寝ろよとか。元気づけようといろんなところに連れてってくれたり。傷ついた人がいれば誰に対しても「こいつどうすんだよ!?」って心配してたり。アクマって何だろうね?
最初は、メィジでも裏があるんじゃないかって勘ぐってプレイしてましたが、もう本当にびっくりするほど何もなかった!
ウリエに騙されるメィジ、メィジに振り回されるリツカ、アズナまで巻き込んでのキス騒動は笑えましたし、
「あっ、あんなところにすごく強そうなライオンが!」
「なにっ!?」
これだけ単純なアクマなんだものwwそりゃ毒気も抜かれる。
この他にも笑ったり萌えたりニヤニヤしたところは言い出すとキリがないのですが、やっぱり、一番好きなところは告白シーンです。
グリモワールを取り出す方法を打ち明け、メィジのためなら覚悟もできていると告げたリツカ。
そんなリツカに激昂するメィジ。
「グリモワールだ?...そんなモンいらねぇ。
オマエが死ななきゃ手に入らないようなモンは、いらねぇよ。」
殺すなんて絶対に嫌だ。苦しげにこぼす姿になぜか問います。
メィジははっきりと答えました。
「言わなきゃわかんねぇのかよ!?だったら、いっくらでも言ってやる!!」
「オマエが好きだからに、決まってんだろ!!」
まさかの逆ギレ告白w
でも、本気だからこそのメィジのやるせない気持ちが痛いほど伝わってきました。
「ーー好きだ、リツカ。」
「オマエには、生きて笑ってて欲しい。」
ヤンキーのこういうセリフ弱い。
では見た順でエンディング別感想です。
あまりにも幸せすぎてバッドエンド回収が辛かったので、今回はアクマルート2の方を先にやりました。
<アクマ2>
シキもウリエもレムも、なんだかんだ言ってメィジのこと殺さず捕らえて、説得しようとするし、逃げ出したリツカは見逃すしで、 みんなメィジには優しいw
メィジのレムへの啖呵かっこよかったです。
狂ったウリエの低い声にときめいた。
グリモワールが消えたのに力尽きてしまった展開は辛すぎました...。後追いしたリツカ。
最後の最後の、真っ暗な画面で聞こえてくるメィジの優しい言葉に涙腺が...崩壊...。同じところにいけたんだなぁ...(;_;)
<アクマ1>
レムたちの裏切り、リツカとメィジの共闘、胸熱!!
エピローグが和やかすぎて幸せでした。花嫁って言い方w
レムが水差したのに笑ったw
<ヒト2>
いくらなんでも学園内でグリモワールの取り出し方の話をするのは迂闊すぎかと(^^;)
反逆行為だとレムに問い詰められても誤魔化さず、リツカを愛していると真っ直ぐぶつけるメィジの男らしさ...!
グリモワールを取り出す方法をリツカが自分から告げたあの時、「誰にも、自分自身にも殺させないと決めた」っていうセリフにまたぐっときました...。
勘違いして暴走するリンドには、メィジがプレイヤーの言いたいことを言ってくれて非常にスッキリしました(笑)
そして、リツカの犠牲で手に入れたグリモワールの力。
実感しても尚、こんなモン欲しくなったっていうメィジ...。
「オレ様が欲しかったのは、オマエだけだった。
他に何もいらなかった...。」
エピローグでは溢れ出る力を抑えることなく世界を壊していきます。
一人称が"オレ"になってました。
「もう...何もいらねぇんだ。
オレが1番欲しい物は、永遠に手に入んねぇんだよ...!」
悔しさ、悲しみ、憎しみ、虚無感。いくら力があっても、リツカはいない。 リツカを失ったことで欠けてしまった。
"オレ様" はもういない…。
「...リツカ...。おまえのいない世界で...。」
「ひとりじゃ、生きられねぇよ...。」
キャラソンの歌詞...。
<ヒト2>
リンドの指輪が簡単に割れて笑った。
人質にされたアズナが口にした"覚悟"という言葉に憤るメィジのセリフは、メィジだからこそ言える重みがありますよね...。
リツカの反撃かっこよかった!し、ここでも共闘してて熱かった!!
エピローグの花束拾ったって無理ありすぎるww可愛い。
来るたびにプレゼントとかもう本当にデレデレですね。
お幸せに!
アクマルートもヒトルートもレムたちみんな優しかったですね。メィジの人柄かな?
恋愛に関してもまさかこんな普通にほのぼのできるとは思ってませんでした。夕日の海のシーン、感動的でした。
何回も言いますが、メィジは本当にカッコよくて優しくて、どんなピンチでも必ず助けに来てくれます。こんなの惚れないわけないよ~!
リツカの信頼っぷりや何気ないやりとりもドツボでした。家族公認なのもいいなぁ。
ヒト2のメィジの乱心ぶりは、辛いけど、こういう結末も見れてよかったなとも思います...。うまく言えないんですが。
さぁ、次はリンドいきます。いろんな意味で怖い...(^q^)