ももうまし

ハッピーエンド至上主義。主に乙女ゲーム感想 ネタバレにご注意ください

【ネタバレ無&有】ダンデビ 総評


買ってよかったです!
アニメやってた頃はどちらかというとスタミュに燃えてて、ダンデビのゲームは見送るつもりだったんですけどね。


金太郎飴じゃないし、レムとリンド以外はゲームでしか明かされないこともたくさんあるので、アニメで気になったならぜひオススメします。でも、流血表現や主要人物の死亡が苦手な方は多分、心が折れる


ちなみに個別ルートの明るさ⇔暗さは
(明) メィジ>レム>ローエン、ウリエ
(暗) シキ>リンド
だと思います。
リンドとシキ、あとローエンのアクマルートは重いので、気持ちよく終わるには攻略する順番が重要かも。

私はウリエ→シキ→メィジ→リンド→レム→ローエンの順で、アクマルート→ヒトルートという風に攻略していきました。


ハッピーエンドもバッドエンドも各ひとつずつスチルがあって、話もどれも納得いくようにちゃんと描かれていたのがよかったです。悲恋とか嫌いなので始めはバッドエンド回収できるかなって不安でしたが、バッドでしか見られないキャラの一面を知ることができたり、ハッピーエンドの幸せ度がより増したので、全部見てよかったなぁと思います。


キャラソンも合わせて聴いておくと、あの歌詞はこのシーンのことだったのか!っていうのがわかってちょっとした感動でした。


おまけも充実してるし(ボイスコレクションは爆笑した)、シーンリプレイで各キャラの章タイトルを縦読みすると...っていう遊び心も嬉しい。何より、乙女ゲームは恋愛過程を重視してる私にとって、ダンデビはどのキャラとの恋愛も大満足な作品です。


プレイ前 好きなキャラ
レム≧メィジ>シキ>リンド>ウリエ>ローエン

プレイ後 好きなキャラ
ローエン>ウリエ、メィジ、シキ≧レム>リンド


しいていうならローエンが一番好き。それ以外はみんな同じくらいで、リンドが下位。"兄" っていうポジションがどうしてもね...(^^;)
それに展開が同じなアニメを観てた分、やっぱりレムとリンドは新鮮味が薄れて不利だったと思います。観てなかったらもうちょっと変わったかな...?



以下ネタバレ含むキャラごとの総評です。





レム
誰!?レムが冷酷だなんて言い出したの〜!?アクマとは思えないほど普通に誠実で優しかった。どのルートでもリツカのこと気に入ってたんだなぁと思うと、その報われなさが可愛くて仕方ない。でもやっぱり散々煽ったんだから、冷酷無慈悲なアクマらしい面のひとつくらいは見せてほしかった。


リンド
本人ルート以外ではいいお兄ちゃんしてた。ただ、共通ルートからもにじみ出る愛の重さが、屋台と屋台の隙間からこっち見てるみたいなネタにしてないと耐えきれない(笑) 兄妹間の恋愛に萌えないし、リンド自体も好みではないから、わりと淡々とクリアしてしまった。この兄妹の恋愛はアズナがいないとダメになると思ってる。


ウリエ
まさに "アクマの甘言" 。騙されたリツカを心底馬鹿にした瞬間がも〜おたまらなかった。これぞ求めていた展開。ダミへも一番よかった。ブーメラン?あぁそんなこともあった!!(笑) その後の思わぬ転がり方も見ていてとても面白かった。6人中実は一番子供っぽくて、もうしょうがないんだから!とついつい甘やかしてしまいたくなるのは、彼が愛に飢えながら生きてきたアクマだと知ってしまったから...?


メィジ
アクマってなに???びっくりするぐらい平和的な個別ルートを歩ませてくれたのが、まさかオレ様ヤンキーだとは思わなんだ。懐が大きく、ヒーロー的な安心感、簡単にそそのかされちゃうアホ可愛さ!!舎弟になるっきゃないよね?


シキ
見た目の想像より声が低すぎるのが最初違和感MAXだったけど、これほどピッタリなキャスティングはないと思う!あの不気味さこそシキ。アクマルートが最強に後味悪くても、嫌いになれないどころかなんとなく気にしてしまうというシキトラップ。彼の狂気は純粋さから生まれたものなんだ...とか考えちゃうあたり、私もシキの孤独感にしてやられたのかも。


ローエン
見た目と声に違和感その2。でも高低の変え方とか演じ方が上手い!!上に同じ。口調がうざ可愛くて、ポメ姿はもちろん、はにかんだ笑顔なんか特に可愛い。いつも背筋をピンと伸ばしているのが寂しがり屋からくる忠義みたいに思えて無性に愛しい。心を通わせた後もズバズバと物申してくるのが清々しくてよかった。


アズナ
持つべきものはアズナ。リツカのために奔走し、殺されたり少なくとも重症を負うのが見てて辛かった。レムルートやった限りでは多分、初めての普通の学校生活に、リツカが初めての親友だったんじゃないかと思う。アクマには基本的に敵対するけど頭ごなしに否定ばかりしないので、リンド、メィジ、特にレムルートでのアズナのフォローは素晴らしかった。死ぬ事や、死んだ後もアズナが生きてくる展開があったのが、蔑ろにされるばかりでなくてよかったと思う。



リツカ
リツカはルートによってはイライラさせられた。けど、トータルで見たら好きだし、これでよかったと思ってる、そんな意見。

私はどちらかというとアニメの我の強いリツカが好きだった。でもゲームでは大人しめの影響されやすい性格で戸惑った。その問題他ではあっさり解決したよね?ってこともいつまでも引きずっていたのは特に引っかかる点だった。
けど、こうも思う。"魔に魅入られる" という見方をするなら、この良くも悪くもなる素直な性質こそよかったのかもしれない。
せっかくの個性的なアクマの誘惑にも全くブレないヒロインだったら、きっとこんなにバリエーション豊かなシナリオやエンドは用意出来なかっただろうし、ここまで楽しめなかったなぁと。
わざわざ危険な場所に出向くし、オイオイって思うところもあるんだけど、そういうのは大体、最後にやったローエンがズバズバ指摘してくれたのが助かった(笑)
リンドやアズナは一番振り回されるのにも関わらず甘やかすから、そういうのばっかりだったら嫌だったかも。
もちろん、いいなあと思ったところだって何度もあるし、相手がリツカに惹かれていったのも納得できるから、結果的には誰とくっついても祝福できるヒロインでした。




そんな感じです。
ローエン好きとしてはイベントに鈴木達央さんが呼ばれないのが残念でなりませんが、いつか、出演してくださる日がくることを願っています!!