ももうまし

ハッピーエンド至上主義

あやかしごはん〜おおもりっ!〜 謡感想

犬嶌謡(cv:下野紘)

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見た目  ★★★★☆☆
性格   ★★★★★☆
声    ★★★★★☆
糖度   ★★★☆☆☆
シナリオ ★★★★★☆



第一印象 最悪→わかり合う の展開が本当好き。


謡は口は悪いけど、すごく面倒見がよくて真っ直ぐな優しいあやかし。普段詠からよくバカとかガキって言われてるけど、何かあった時の対処の仕方や器の大きさは、誰よりも大人かもしれません。


以下ネタバレ注意!!






謡と凛のエピソードで一番好きのはふたりの距離がぐっと縮まることになった、狭霧との一件です。

いつも黙り込んでしまう凛に謡がブチ切れるんですが、思うところがあるなら言えばいいだろ!俺のようにな!ってただ強要するんじゃなくて、どうしてほしいのかわからないから言葉にしてほしい、って歩み寄ろうとしていたのが印象的です。本当にその通りですよね。誰しもエスパーじゃないんだから、言わないとわかりっこない。私自身、不満を溜めてしまったり、察してよ!って思ってしまう癖があるので、謡のこの言葉はよ〜く身にしみました...(笑)
"怒った" っていうより "叱った" っていう感じが、逃げる凛に正面から向き合って受け止めようとしてくれる真摯な姿が、凛の心をほぐしたんだろうなと思います。
少し素直になって帰ってきた凛を見て不審がる詠に、なにやら得意げな謡。その過程を見てきたこちらとしても、よかったよかったとホッとするエピソードでした。


こんなにヒロインが成長していく乙女ゲームは初めてでより愛着がわいてくるんですが、謡以外にも少しずつ思いを伝えようとする凛の変化が気持ちいいです。
ケイとのことがあり、クラスメイトとも交流を持つようになってからの恋愛に意識を向けていく流れも自然でよかった。


矢守さんは怪しいなと思ってて、そしたらやっぱりなという展開で、凛のことが好きになってきただけに辛くて一緒に泣いてしまいました(-_-;)
このあたりからずーっと謡とはギクシャクしてしまうので、やめどきがわからず困ったw



狛犬本来の姿のスチルが出た時は盛り上がりました!!かっこいい〜こういうの大好き!!
窮地を乗り越えて平穏を取り戻した後の改まったふたりの恋愛は、微笑ましいを通り越してむずがゆくてしょうがなかったです。そんなに意識しなくても!(笑) これはからかいたくもなる。



ベストエンドが浅葱クリア後変化するそうなんですが、それにしてもなんかモヤッとするなぁ...(^^;) グッドエンドの内容と分ける必要もない気がするし。

一応悲恋エンドも見たんですけど、詠がひたすら可哀想でした。人間は嫌いなのに、最後の最後で憎めないんだって言って謡を託してくれた詠が、完全に心を閉ざしてしまうのは、仕方のないこととはいえ辛いですね。はやく詠を攻略したい!



謡は護衛役固定で(いまのところ人間編では)、内気な凛が心を開くのに必要不可欠だから特に距離が近い存在だと思います。
つくづくお似合いなカップルだなぁと感じるキャラクターでした♪