読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ももうまし

ハッピーエンド至上主義。主に乙女ゲーム感想 ネタバレにご注意ください

【ネタバレ無&有】悠久のティアブレイド ヤジュル感想


ヤジュル(cv:近藤隆)

f:id:momoumashi:20160917194949j:plain

見た目  ★★★★★☆
性格   ★★★★★☆
声    ★★★★★★
糖度   ★★★☆☆☆
シナリオ ★★★★★★


泣いた…。

二人攻略して今までにもウルウルした事はあったけど、ヤジュルルートはいろんなところでジワァ。ブワァ。ってなりました(;_;)

実は以前から主人公との年齢差が気になっていて、シナリオも重くて、恋愛的に一番不安なキャラでした。

でもね、やっぱり私、この作品の恋愛…お話のまとめ方がすごく好きです。

三人やってきて、誰もがその運命に嘆き怒り絶望しようとも、「共に生きたい」という強い意志で這い上がってきます。主人公も含めてね。それがすごく響いて、一つの物語が終わりを迎えた時胸がいっぱいになるのです。


ヤジュルルートであまり多くを語るとネタバレしてしまうので控えますが、これだけは。
ギル(主人公の兄)が、めちゃめちゃかっこよかった。


近藤隆さんの演技も素晴らしかったです。


ではでは、以下からネタバレです!










●議員の正体

ヤジュルはアルカディア直属の部下。シンガル軍のスパイであり、3000年前にユニオンを壊滅させた張本人でした。
記憶を取り戻してから裏切るまでの間、このヤジュルはもう芝居になっているのかそうじゃないのかわからなくてハラハラしました。
だからこそ、追い詰められた状況で「きっと大丈夫」と励ましの言葉を送ったイヴを「大丈夫じゃ、なかったな?」嘲った時のゾクゾク感はたまらなかった。ああ、やっぱり全部見せかけだったんだなぁ...。
この辺りは裏切りキャラの味わいどころですw



●ヤジュルの目的

ヤジュルの言う”使命”と”頼み”が、超個人的なアレだったのが逆に良かったです。下手な思想とか正義を振りかざされるよりも、自分という"個"が生きる為にやったことだと言われた方が納得できました。

当然私は当事者で無ければ恨みも無いし。平穏無事に生きてる立場からすると、彼の境遇や思考には結局同情してしまうんですよね。イヴだって、結果的には仲間の誰も死ななかったから許せた。だからヤジュルの苦しみを一つ一つ紐解いていけたのだろうし、そうすることでお互いに救われていった。
それでようやくヤジュルは自分の心理を知って、ずっと押し込めていた気持ち…「奪い奪われなかったあの日々」の事を泣きながら「楽しかったんだ」と吐露した時は胸が締め付けられました。

「どうか...どうかオレを...、許してくれ...!」

彼がこの結論にたどり着いた。
それだけで不思議と報われたような気持ちになりました。



●シュドの復活

シュドルートを先にやったかいありました。
事情のわかっていないヤジュルに、全てを思い出したシュドが言ったセリフ、かっこよかったなぁ(*^^*)



●No.1

姿は無く、剣として現れたギル。これまで武器としては音沙汰無かったのでついに...!と胸が熱くなりました。
「眠らせてやってくれ」という一言に兄としての愛情も無念も感じたし、兄に気付いた過去のイヴがあっさり暴走をやめたのも、ギルの剣と共に消滅を受け入れたのも、ただただ「会いたかった」んだなという彼女の気持ちを再認識して涙が溢れました。



●この人と生きる

ヤジュルを失いたくなくて、対消滅の中必死に彼にしがみつくイヴ。
絶対に生を諦めないと、イヴの心の成長、強さをまざまざと見せつけてくれるシーンでした。ナノマシンが便利すぎて正直何があっても「絶対蘇る」という安心感はありましたが(笑)、それでも切なさが込み上げたものです。



●ハッピーエンド

アタルヴァとシュドが、あれからずっと共に生活していて嬉しくなりました。みんなで待っているというのがね。突然飛び起きて「帰ってきました!(^-^)」と今までになく喜ぶクレイドルが可愛いかったですw

目覚めた時の、二人が逆さになってるスチルの構図がすごく好き。「天国」と「地獄」とか、「許した者と許された者」とか、二人が対極にあった事を思わせます。
イヴの罪も、ヤジュルの罪も、全てが精算されて新しく踏み出す未来はなんて清々しいんだろう。かつて自分を刻みたくて大罪を犯したヤジュルは、イヴただ一人が共にあるだけで満たされていくのです。あのきょとん顔の女の子が、今や「ヤジュルにはわたしが必要」という絶対の自信を持っている事、そして二人の絶対の信頼関係に震えます。
初めて交わすキスが「誓約の証」なのも美しくて、エンディングを迎えた瞬間ブワッときました。



●トラジックエンド

悲恋っていう感じはあまりしなかったです。
むしろ結構好きかも...。意地でも帰ってきたイヴと、姿形なんて問題じゃないとするヤジュル。あれはあれで萌えるし続きが気になります。

余談ですが実は何故かこのエンドに分岐しない現象が起こりまして。選択肢は合ってるはずなのにハッピーエンドにしかならないんです。何度かやり直して、パートジャンプの7章から始めたらやっとたどり着きました(-_-;)バグ...?





ちょいちょい泣きました。
シュドもアタルヴァも良かったけど。ヤジュルのシナリオが一番好みです。騎士達の思いや書ききれていない事、色々考えたし感じました。

出会った頃は圧倒的に大人なヤジュルと子供のイヴだったのに、エンドを迎えた彼らはもう大人も子供も無く対等に見えます。それがすごく良いなぁ。イヴの包容力、成長が目覚ましいです。
選択肢が難しくて、途中「ヤジュルを殺す」とか出てきた時は思わず笑っちゃいましたw バッドエンドが全部ヤジュルだったのも驚きでしたが、それほどの凄まじさがあったわけです。
終わった後にまた共通の日々を見返すと、健気なイヴにわしゃわしゃぎゅーするヤジュルが心底幸せそうで変なダメージ受けました...(笑)


ロウとアルカディアがあっさり死んだのは拍子抜け(^^;)まぁ、外野がいつまでも騒がしいのも面倒だしなぁ。
ギル・アイナ対ヤジュル戦は空気読まずにスクショの嵐でした。いやもうお兄ちゃんかっこよすぎでしょ!



では、次はロウにいきます!


※「悠久のティアブレイド -Lost Chronicle-」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社およびデザインファクトリー株式会社に帰属します。