ももうまし

ハッピーエンド至上主義

【ネタバレ無】逢魔が刻 初回クリア感想

逢魔が刻~かくりよの縁~を始めました。
攻略順を調べましたら初回は颯か奏太からが良いとの事で、颯から始めました。...は、颯の可愛さ異常なんですが...!可愛いよー!可愛いよー!ぎゃあぎゃあと萌え転げました〜(ノ*>∀<)ノ♡♡



1章につきかかる時間は20〜50分。短い章もあれば、長い章もあり(スチルとかに魅入って時間かかってるのかも)、ほどよい長さの共通ルートだと思います。

物語は、主人公が現世から幽世(かくりよ)に迷い込むところから始まります。
プレイヤー共々右も左もわからない世界ですが、幽世での過ごし方や情勢などが、1章ごとに少しずつわかっていくスタイルです。
共通ルートは9章まで。「現世に帰りたい」と思っていた主人公の気持ちが、長すぎず短すぎない期間で薄らいでいるのが、いい感じでした(^^)同時に恋心も芽生え始めていくので、恋愛過程もとても丁寧な印象です。
初回クリアが10時間くらいかな…?正確ではないですが。章選択、好感度と覚醒度調節、選択肢スキップがあるので、エンド回収は驚くほど簡単です。システム面がすっごく便利。デフォ呼びが無いのだけ残念だな…。


主人公はですね、とっても礼儀正しいです。控え目な性格ですが、しっかりしているし、相手のちょっとした気遣いにもすぐに気付いて、感謝の気持ちを持てる子です(´ω`*)
それから素敵だな〜と思うのが、地の文。まるで本を読んでいるかのようです。
例えば、「涙を眦(まなじり)に湛えたまま」とか、「静謐(せいひつ)な場所」とか。
私には読めない(笑)、意味も理解していない丁寧な言葉使いですが、 全部堅いというわけではなく、さり気なく挟まれる(し、ふりがなも付いてるw)ので読みやすく、なんだか日本語の美しさをしみじみと感じます。少し怪しげな和風の世界観と、博識な主人公にマッチしていますね〜(^^*)
会話文だけの乙女ゲームもある中、こういうタイプのものは初めて経験したので、とても新鮮です。



さて、これまでに、丁寧だ・美しい...と書きましたが、それはスチルや背景、お話、音楽、全てに当てはまると言ってもいいくらいの作品です。
スチルは本当に綺麗です...!颯が中性的なのも相まって、どれも魅入ってしまうくらい線や色使いが幻想的。
しかし、かっちり"綺麗"の枠に収まったな、と思います。綺麗というのはとても良い事なんですが、何て言ったらよいのでしょう(>_<;)スチルも、ストーリーも、不満っていうほどじゃないんですが、ひとつ惜しいと感じるのは私がひねくれているからなんでしょうか...ww
事件自体は解決しますが、敵方も、謎だった人物の正体も、一つのルートでは全て明かされません。なので、ひょっとしたらこの後攻略するキャラによってはこの感触が変わるかもしれません。

颯ルートに関しては、何かもう一波乱あっても良かったな〜とも思います。...多分、前にプレイしていたのが華ヤカ、ティアブレ、断マリときていたものだから、そう思ってしまったんだろうな...( ̄▽ ̄;)笑


でもでも、本当に颯が可愛くて。感想メモを見返すと、一行ごとに颯にきゅんきゅんしてるww気持ち悪いメモww
子供っぽいのに、子供ではなく。大人しそうなのに、ぐいぐいくる。よく嫉妬したり拗ねたりするんですが、イラッとするどころか可愛くて仕方ないんですよ〜♡
たどたどしい話し方も、言葉では颯の良さが伝えられないので、ぜひ会いに、そして声を聴きに、行ってあげてほしいです(●´ω`●)w颯の声は、あなたにしか聴こえないのですよ…♪



初回終えて気になるキャラクターは、颯>常磐>宵宮>月白>奏太です。

颯をクリアしたので、感想を書きつつ、次は奏太にいきます!