ももうまし

ハッピーエンド至上主義

下天の華 愛蔵版 信行感想


織田信行(cv:)岡本寛志

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見た目  ★★★★☆☆
性格   ★★★★★☆
声    ★★★★☆☆
糖度   ★★☆☆☆☆
シナリオ ★★★★☆☆

※夢灯りは未プレイです。後日別記事にて。


公式お勧め武将診断で信行をガン推しされた私です。

結果から言いますと、ん〜〜、萌えてはいませんw
1周するとわかると思うんですが、信行はどうしてもとある人物に意識が向いてしまうので、主人公とはあまり色めいた雰囲気にならないんですよね。
エンディングを迎えて、やっと始まる...といったところでしょうか。信行との恋愛は夢灯りに期待です。


いやぁ、しかし。
相当なひねくれ者でした。というと悪口のようですがw ある日を境に態度が一変した時は思いきりよすぎて笑っちゃいましたw (決して馬鹿にしているわけではありません( ̄▽ ̄;)

いつも朗らかな信行ですが、内に秘めた闇は深く歪になってしまった心はどうしようもなく胸を締め付けられます。
いつもは自分の感想を書いてから他所様へお邪魔するのですが、今回全っ然まとまらなかったので先にいくつか読んだ状態です。結果、思い至らなかったことに頭をガツンと殴られ、あーもう私では書けません〜w
考えれば考えるほど織田信行という人物の沼にハマっていくような気がします。鋭い考察を目にするとキャラクターへの愛が深まるもので、プレイ中、クリア直後より、今の方がずっと信行のことが好きですね。



彼の苦しみはこのルートでしか救われないので、最後にして良かったなとは思っています。
萌えはなくても、感動して涙ぐんじゃって(;∀;)とてもすっきりした気持ちです。

でも、このルートの信長様がすんごくお兄ちゃんしてたから、この気持ちで信長ルートに突撃したくもなります...!
前の感想で信長様の腹の黒さが気になるなんて書きましたが、ぜーんぜんそんなところなくて、ひたすら偉大でした。申し訳ありません_|\○_



あまり突っ込んだ感想は書けませんでしたが、信行もまた味のあるキャラクターです(*^^*)



以下ネタバレ注意!!










●罪の華エンド

「兄上の権威も、この地に降り積もった思い出も、
 すべてーー燃やしつくしてしまえよ」

一瞬BGMが途切れてかっこよかったな〜!
このどうにでもなっちまえ感は悪くないw

残念だったのが、ほたると信行の間で愛が芽生える前にこうなってしまったこと。あれではただ傷を舐め合うだけの関係のような...。
個人的には愛ゆえに堕ちていく展開の方がグッときたなぁ。



●ベストエンド


「みなそうだ!父上も柴田も...最後には兄上、兄上、兄上!
 ーー弱い僕などは置いていってしまう!」

「この謀反が成らなければ僕が生きてきた意味がない...僕には何もない!」


信行の叫び。これが全てだと思います。
ぶっちゃけ信行に関してはこれ以上語れない〜(^^;)w
彼の本音も、人生も、痛みも、弱さも、全部これらのセリフに乗せられていて、胸をえぐられるような思いでした。

信長様をはじめ周囲は信行の能力を認めているので、つまりは信行本人が自信を持てないだけなんですよね。
気にかけても哀れみだ蔑みだと捉えるばかり。

「弱き者に生きる価値などあるものか!」なんて、弱き者に優しくできる信行がどうして自分の弱さは受け入れてあげられないのだろうなぁ(T_T)
私の頭は平和ボケしているので、それが時代が許さないということだったんだとは思い至らず。そうか、そうだったんだな〜と、信行の一から十まで他所様の感想が心にしみました。

ひたすらに悲しみに寄り添おうとしたほたるの姿勢、私もとても好きです。


本能寺からエンディングまでの会話にはすごく感動しました...!特に信長様の最後の言葉とか。
信長様は、他のルートでも信行を気にかけながら直接的には何もできずにいたので、ようやっと兄として弟の背を押すことが叶ってダブルで晴れ晴れしい気持ちです。

エンドロール後の回想も泣けるわ〜(T_T*)


あの後若武者に化けて担いでいったというほたるの男気には本当、惚れますww
時雨と烈火が買い占めていったっていうのも、あったかい話ですねw
しがらみが解けた信行は、相変わらず毒も吐くけど角は取れています。うん、この方が素敵だなぁ〜(*^^*)




大団円も終えていますので、引き続き夢灯りをプレイします!