ももうまし

ハッピーエンド至上主義。主に乙女ゲーム感想 ネタバレにご注意ください

虹の橋をわたりました

 

こんにちは、お久しぶりです(*_ _)


闘病中だったうちのにゃんこですが

2017年1月24日 18時頃

息を引き取りました。


お腹の中にできた腫瘍が原因でした。


少し迷ったけれど、15歳9ヵ月生きてくれた

今までのことをここに残します。

 

 

 


なんの混じりもない真っ白な毛並に、ブルーの瞳。


この子を拾ったのは、私が小学生の時でした。

その頃一番仲のいい友達が、犬を飼い始めたのがとても羨ましかった。

両親の反対を押し切って、強引に飼うのを許してもらいました。

母も母で猫好きなので、家に迎えれば可愛がりましたし

当時祖母の看病で家を留守がちだった親としては

私が寂しくないようにとの思いもあったのだと、後に知りました。


さあ、楽しいキャットライフのはじまりだ!


ところが拾った子猫はそんな期待をぶち壊す

とんでもない噛みつきヤロウでした。

背を向ければ足にしがみついてガブリ。

気に入らないことがあればがっしり掴んでうさぎ蹴り。

なんて可愛くない猫なんだ!とがっくりきました(^_^;)

テレビでやってる猫と違う!って。

ろくになでられないのに無理やり抱っこするから

私の腕はいつも傷だらけだったのを覚えています。


それでも、

真っ白な毛に青眼ってだけで自慢の飼い猫だったし

過ごすうちに扱い方が慣れてきて、腕の傷は減り

猫はオテ、オカワリを覚えました。


向こうは私のことは多分

同レベルの遊び相手とでも思っていたんじゃないかな。

母に甘える時間はあっても、私にすりよることはありませんでした。

猫ってこういうとこあるよね。

家族の中に役割分担があって

こいつは甘える人。こいつはメシ係。こいつは同居人。みたいな

私は絶対後者だった。w


そんな存在でも、いないといないで寂しいらしく

私が立つと後からのこのこついてきて

一定の距離は保つけど同じ空間にいる、みたいな

わかりにくい好意は向けてくれてました(笑)

変な技も習得してしまって

軽いドアノブなら、ジャンプして開けてしまうんです。

だから扉が閉まっていようがお構いなしに部屋に侵入してきて

人の布団の上でぬくぬくし、おまけに吐いていくなんてこともよくありました。


歳をとると性格が丸くなるとかなんとかいうのは、うちの子には当てはまらず。

10歳を過ぎて、飛び跳ねて遊ぶ体力はなくなっても

部屋に侵入してくる図々しさとガブガブする口は健在でした。

だけど

人の顔面や幼児には手を出さないお利口さんでもありました。

小心なところもあって、インターフォンが鳴ればソファの裏に隠れたり

知らない人が近寄ろうものなら即威嚇。

ご飯が欲しいならひと言 にゃあ と鳴けばいいものを

なぜか皿の前で黙ってしょんぼりしているだけだったり。


気性は荒いけれど

可愛いところだってたくさんありました。

大好きでした。

 

 

最初に様子が変だ、と思ったのは2年前の夏頃。

 

エサを食べた直後に嘔吐するようになったのです。

元々吐きやすい体質ではありましたが

今回は食後すぐというタイミングと、回数が異常でした。

真っ先に疑ったのは、異物の誤飲。

うちの子はビニール袋が大好きで

(きちんと隠しても、幼児がいるので除去することが難しく)

油断するとすぐ食べてしまうんですが

これってとてつもなく危険な行為。

お腹の中で詰まって腸が腐り、死んでしまうケースもあるのです。

動物病院に勤務しているので

そんな危険な状態に陥って手術した子、そのまま死んでしまった子

たくさん目にしてきました。

そんな子たちと同じような症状が起こり、頭が真っ白になりました。


結果としては誤飲ではありませんでした。

大量の自身の毛玉が絡んだ便。恐らくはこれが原因。

今までそんなこと1度もなかったのに

おかしいなと感じつつも、ひとまずは安心したのでしたが

今にして思えば、この時から胃腸の動きが弱り始めていたんですね。

 


またおかしいと思ったのは

それから1年たった去年の夏。


いつも食べていたキャットフードを食べなくなったんです。

エサは催促するのに、あげるとそっぽを向く

こんなことが繰り返し起こるようになりました。

念のため血液検査をしましたが、異常はみられず

とりあえず食べるフードを与えるということで対処しました。


しかしその後も偏食は進み

開けたての食いつきのいいフードも次の日には食べなくなりました。

催促はする。食欲はある。元気もある。

検査もその他異常もなく

見た目にはただ好き嫌いしているように見えるのです。

先生に相談し、神経質な性格かと問われ

そうです、と答えたところ、とりあえず精神安定剤を飲ませることになりました。

これがなかなか効果が出て、しばらくはこれでしのぐことができました。


それでも次第に効果が薄れていき、嘔吐回数が増えてきて

嘔吐物も、ちっとも消化されていないものであったりと明らかに異常性が見られて

リンパ腫かもしれない、と言われました。

確定するにはお腹を開けて細胞をとらないといけないので

家族とも相談して、手術はせず投薬治療で様子を見る方向に決めました。


ステロイドを試すと、また調子は良くなりました。

ますますリンパ腫の疑いは濃厚になりましたが

後に腹部の腫瘍が発覚したので

今となってはリンパ腫でもあったのか、違ったのかはわかりません。

手術は、腫瘍のできた位置が悪くて切除できないかもしれないと言われたので

結局踏み切れませんでした。


固形物を与えると嘔吐が激しく、カリカリを全く食べなくなったので

嗜好性と腸の通りが良いウェットフードのみ与えるようになりました。

これも偏食がひどくて、

いろんな種類の小分けタイプのパウチや缶詰を買ってきて、日替わりにしました。

ついには何も食べようとしなくなりました。

にゃーにゃー言うし、何度も匂いを嗅ぎにくるから

お腹は空いていて何か食べたいはずなのにね…。

 

 

放っておいたら餓死してしまうので

流動食を無理やり流し込む毎日になりました。

 

昔は3秒も触ると噛みついて腕を傷だらけにしてくれたものだけど

職業柄扱い方は慣れっこだし、それだけ弱りつつもある現状が悲しかった。

この時点から血液検査上にも異常がみられ始めて、腫瘍も大きくなってきており

突然下痢が始まって止まらなくなるなど、あまりにも悪化していくので

最後の手段として効果の強い注射を試すことになりました。

 

すると、みるみる回復して嘔吐はぴたっと止まり

同じエサやカリカリまでも食べるように。

1ヶ月ぶりの自力での食事でした。

これが4日ほどもったかな。


しかしどの薬も、次第に効果は薄れていくんですね。

内科的にあれこれ試しましたが

もう手のうちようがないと言われるまでになってしまいました。

 

 

毎日毎日投薬や強制給餌をされて、ストレスがないわけありません。

口から薬や流動食を飲ませようとするだけで

吐くようになってしまいました。


そんな精神状態にさせてしまったのがすごくつらかった。

生かしてるのか、苦痛を与えてるのか。

やめれば、死んでしまうし。

延命しようとすれば、苦しみを与えてしまうし。

どっちを選んでも嫌で

「飼い主がしたいようにするのが一番」だという励ましも

わかっているけどわからなくて、すごく悩みました。


でも、やっぱり、まだ離れたくなかった。

せっかく治療に関しては優遇してもらえる環境にいるのに

全く何もしないなんて選択はできなかった。

可哀想だけど、様子をみながら加減して強制給餌を続けることに決めました。

薬はできる限り注射や皮下補液に頼ることにしました。

 

 

お互いそんな生活に慣れてきて、状態も落ち着いてきたかと思えば

今度は突然右後ろ足が立たなくなりました。

不幸中の幸いか、血栓症ではありませんでしたが

原因は不明、結局この足が治ることもありませんでした。

 

騙し騙しの治療で、少しずつ弱っていく姿を見続けるのは堪えます。

まだ人との触れ合いを好む猫であればよかったかもしれません。

むしろその逆の性格なので、私が世話しているよりも

ひなたぼっこで気持ちよさそうに寝ている時が一番

ああ、よかったかなって思える時間でした。

 


呼吸がおかしくなったのは亡くなる4日前。

自力で立ち上がれなくなり、息をするのもやっとだったので

延命をやめました。

 


亡くなる前日に、泣きながら声をかけたんですよ。

「今までありがとう。充分がんばってくれたよ。もう無理はしなくていいからね。その時が来るまで、もう少しだけがんばってね。」


その日の夜と、翌朝に

吐き気をもよおしたはずみで苦しみだして、瞳孔は開き口で呼吸をし舌は紫色になり

「あ、死ぬ」と思いました。

でもひととおり苦しんだ後、ゆっくりとまた呼吸を始めるんです。

もういいのに。こんなことなら楽になってほしいのに。

昨日私がかけた「もう少しだけがんばってね」がまるで呪いのようでした。

つらかった。

 

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最期まで本当に本当にがんばってくれました。

 

 


体を綺麗にした後、箱にふかふかの毛布を敷いて

おやつとおもちゃを添え、火葬する前に

紙粘土を買ってきて足型をとりました。


姿が見えないのももちろん寂しいのですが

休日はもちろん、仕事の昼休憩にも帰宅して

3時間おきに世話するのが習慣化していたようで

それがなくなると余計に実感してしまうというか。

生活のリズムにまで穴が空いたような心地で、ふいにジワっとしたり。

2日くらいはむちゃくちゃしんどかった(^^;)


今は、あの子が苦しみからやっと解放されてよかったって気持ちが大きいです。

寝れば立ち直る方だし、私。


動物って本当に生を諦めないな〜って身に染みました。

手をかければそれ以上に応えてくれるし、底力がすごいよね。

とてもつらかったけれど、悔いはありません。

 

お世話できて幸せでした。

 

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足型は、色塗ったりしてデコるよ〜(*^^*)

 


またどこかで会おうね…♪

 

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