剣君 for V に引き続き、百夜綴りもコンプしました♪
システムと動作がもっさりしていて少々手こずりましたが。
相変わらずスチルが美麗。しかもすごい枚数。立ち絵豊富。
ED曲がものすごい刺さりました。
もう、もう、大好きです~♪
剣君の本編は各キャラに4つずつエンドがあって、どれがハッピーでどれがバッドか、判断は読み手にお任せというゲームです。百夜綴りはFDですが、うまい具合に4つのエンドの続きが綴られていて、期間を空けることなくプレイできた私にとっては、あたたかいうちに何杯もおかわりできた気分です♪
ひとつひとつのエピソードは短いものの、本編エンドの補完や、過去話の掘り下げ、本編ifストーリー、メイン・サブキャラの日常にいたるまで網羅しています。語り手が、相手視点なのが多いのもまた、キャラの心情を知ることができてよかったです。
中でも私は、各キャラの過去話に震えました。
キャラクターそれぞれの過去は重く胸にくるものが多いのですが、感情移入するとすぐさま本編を再プレイしたくなりました。生い立ちを深く知った上で、もう一度キャラクターの言動に注目してみる。そうすると、みんな辛く悲しいものを背負っているだけに、泣きたいような、なんとも言えない気持ちになるのですね~。そして改めて、そのキャラにとっての(本編の)ベストエンドはどれだったのかが、自分の中で変わりました。ため息もつきたくなるくらいですが、剣君の世界により入り込めて、ここまでしてくれて剣君スタッフありがとうと言いたい。ここまで感情移入できたのは、本編クリア直後にやったおかげでもあるとは思いますが…。
立ち絵が幼年期、少年期、青年期とちゃんと用意されているのも見どころです。
甘い夫婦生活ににやにやする…のはもちろんですが、いずれはぶつかるであろう壁に対峙し、気持ちに折り合いをつけることで、剣への思い、君への思いが確固たるものになっていく。そんな後日談は、短くも心晴れ晴れといったところです。過去を知ってしまうと…余計にね、感動します。まさかFDでも泣くとは思わなかった。
彼らの生き様が大好きです。
長々と語ってしまいましたがまだ続きます!
以下ネタバレありの個別感想です。
鈴懸
鈴懸は恋愛対象としては好みじゃないですが、その分ちっちゃい頃の話に癒されました♪
妖怪×子供 の組み合わせが大好物な私。鈴懸抱っこして微笑むカルラのスチルはご褒美すぎた……(*´д`*)ぅぁぁぁ
というかカルラ絶対イケメン…って思ってたら素顔がバーンと出てやっぱりイケメンで変な声出ました。人間だったのも驚いた。
あと、ハチモクが、鈴懸が大きくなっても遊ぼうよ〜って言ってて可愛かったですw マダラと化かし合いしてたら人間に見られて、二人してひっこみつかなくなる桜の書序盤もクスリとさせてもらいました( *´艸`)
鈴懸の診療所の噂を聞いて尋ねてくる妖怪がいるのも微笑ましかったし、鈴懸絡みの話は妖怪が可愛く思えてきます♪
縁
チビ縁が天使すぎて…!!!
…はぁ。縁は、萌えじゃないのにどんどん好きになっていくキャラでした。
過去のことは、何があったかは本編で聞いたけども、縁視点で改めて遡ってみると思ってた以上に堪えました。もしこれを本編でやられてたら、眼パンパンだったって(T_T;)
縁が盛大にぐれてしまったのも頷けます。だってもうあんなの、どうしたらいいかわかんないでしょ…!結局、どうして縁にだけ神降ろしのしるしが出ないのかは不明だし。誰かが縁の意志次第っって言ってたけど、信春として頑張っていた頃と、荒魂の縁と、何が違うんですかねぇ;なんなの?意地悪なの??
器じゃないのになんで役目を押し付けるんだ、っていう悲痛な叫び。縁は悪くない。縁は悪くない(T_T) 家光様や柳生さんら周囲からの応援や叱責は、縁を信じてこそのもの。でも本人にとっては重圧にしかならなかったんだろうなぁ。それでも、街をふらつくようになっても結局三日月は手放せなかった、心の奥底では使いこなしたかったんだ…って語りを聞いた時、ああやっぱり、縁の侍としての人生が報われるのは荒魂なんだなって思いました。乙女的には悲恋でしかないけど、こんな風に生き様を見せられてしまっては、あれこそが縁のベストエンド。悲しいながらも念願叶うエンドがあってよかったと思えるようになりました。
最後のお話は幸魂の続きなんだけれども、何はともあれご立派でございました…!この一言に尽きます。(家光様の影武者のことです)
結局このエンドではしるしは現れないままなんですよねぇ。なんなの。意地悪なの…。それでも、またこんな風に頼まれたら、きっと縁は自分に出来うる限りは請け負うんじゃないかなぁ。 これはこれで、縁の中でまた何かが変わり始めて、よかったなぁと思いました。
黒羽実彰
FDでも天然炸裂と聞いて楽しみにしていました実彰さん。最高でしたww
絡み酒で抜刀し、命乞いする九十九丸に朦朧としながら「ぜひ長生きしてもらいたい」とか天然すぎて声出して笑ったw 鈴懸に贈り物の意味を教えながら墓穴掘っていくのとか、恋占いで手絡まっちゃうのとか、お父さんの再現させられてるのとか、他にもあるけど何でこの人こんなに可愛いんでしょうw
本編の時から実彰香夜カップルは可愛い可愛いと言ってきましたが、相変わらずほのぼのエピソード多くて悶えました♡
茶屋で暴れる浪人を叩きのめしたのはかっこよかった♪
幸魂でも、新しい剣への触れあい方を得られてよかったです。ハバキのことも気になっていたし(^^*)それにしてもお父さんイケメン♪
それでですね。縁に続いて実彰さんも、荒魂エンドの印象が変わりました。最初は、救いがなさすぎて何でこの続き作ったの!?っていう怒りが湧いてしまったんですけどw、最後の最後に、救われましたねぇ……。最後のスチルがめちゃくちゃ好きです。心の底からうわああよかった~!!(;▽;)と叫びました。
実彰さん、これからは香夜ちゃんの傍で、守ってあげてね…
全員書くつもりでしたが予想外に長くなったので、記事分けます(^^;)