L.G.S ~新説 封神演義~ コンプしました〜!
ファンタジー&バトルものを好む中二が好きともいう私に、ブロ友様がオススメしてくださったゲームです。
ちょうど今、(別作品ですが)アニメの封神演義が放映中ですね。プレイ時期が重なったのは偶然だけど、せっかくのタイミングなので、少しでもこの感想が誰かの目にとまればいいな~と思います(^^)そして興味を持ってくれたらな~なんて。
Vitaの新作もいいけれど、ちょっと前のPSP作品も面白いよ!
LGSの元ネタは中国の小説とのことで、仙人や妖怪が出てきて大戦争を繰り広げるという壮大なストーリーが基盤となっています。
恥ずかしながら私は原作を全く知らずに始めたので、漢字は読めないわ名前と人物が一致しないわで話についていくのが必死でしたw
攻略キャラによってはシナリオの投げっぱなしや矛盾が酷かったりもするのですが、それは制限付きルートで明かされるのと、個人的にはあんまり馴染みのない世界観で、なによりファンタジーだし(←重要)、「ま いっかー」てな感じで早々に割り切ってキャラに萌えられたのでよかったです♡(もしかしたら、原作知ってる人ほど受け入れられないってこともあるかも?)
それでも、用語解説のみで説明するところがあったから、いちいち確認しないと設定把握できないのはちょっと不親切だなと思いました。
全体的に駆け足ですが、恋愛過程はみんな楽しかったです♪
攻略キャラはナルシスト純粋王子、苦労性の同僚、ワケあり上司、ヤンデレ師匠、敵だけど主人公一筋の快楽主義者と、万人受けとはちょっと言い難いような面々ですが、世界観に合っていて私はお気に入りです。
ちなみに私が好きなキャラは姫発(王子)>玉鼎真人(師匠)≧蘇妲己(快楽主義者)。
あとこの作品の上手いところ。
各話ごとに入るOPとED、次回予告がとてもよかったです。次回予告ってさ…続きが早くみたくならない…?
OPも絶妙なタイミングで、イメージとしてはアニメ一挙放送観だしたら止まらない~!っていう感覚ですかね。w
メインキャラ以外の声優さんがみんな初めてお聞きする方だったのも新鮮でした♪
個人的にですが、ちょっと前のオトメイトさんのゲームって、(失礼な言い方ですが)粗は目立つけどなぜか面白い、みたいな作品多いと思うんですよね。…言えるほどプレイはしてないけど…;
移植されてないものでも遊んでいこうと、改めて思いました。
ではでは、以下から個別ルートネタバレ感想です。
キャラによって偏りがあります。
また、私が描いたイラストも載せているので苦手な方はご注意ください(*_ _)
姫発(cv:木村良平)
自分を犠牲にして相手を守っても、その人が悲しんでしまったら意味がない。だから、君を守って、僕も死なない、という意見がするりと出てきた時に感動してしまいました。なかなかこういうキャラにはお目にかかれないです。本当、姫発はいい意味で裏切られました…!
ただ、個別に入ると常に病気してるみたいな、不憫な王様でした;そのぶん楊栴が体張ったイメージ。庭で二人寝転ぶシーンと紂王の説得シーンが好きです。
姫発は仙人EDも妖怪EDもどっちもよかったです♡妖怪EDではいなくなった楊栴を探すのにまさかの罪人扱いで笑いましたw愛ある指名手配だね。そのお茶目さも好きっ。
黄天化(cv:日野聡)
日野さん!日野さんだ!
天化は総合的に私の中で最下位なんだけど、恋愛過程が断トツでかわいいなと思いました…♡面倒みよく、貧乏くじ引かされて苦労している天化が、強くて美人で優秀な楊栴の抜けてるところに心惹かれる様子がとても自然だったし、楊栴も天化に対しては一番素で接していたように見えました♪そのまま普通にいってくれたらよかったんだけど、個別入ってからの展開にはついていけなかったのが残念です。
天化の体質に関しては、過去のことで血を怖がるんならわかるけど、血が欲しいぃって殺人鬼みたいになるのは謎でした(^^;)天祥もねぇ…他ルートでは生きてても雨やんでるよ。
二人きりになった時の…びっくりするくらい甘いボイスがたまらんです…(*´Д`)=3
タイプではないんですけどね。一人で背負い込む人って、どうしてもやきもきしてしまう。だから、楊栴が言いたいこと言って口喧嘩してるシーンが楽しかったです。仲直りして抱き合うところを玉鼎パパに見られて号泣されるところも面白かったです。w
玉鼎真人(cv:関俊彦)
安息の場所かと思ったらとんだ落とし穴でした。迷子なのは楊栴じゃなく師匠だったという。楊栴の逆ギレシーンが好きです。
殺戒とか正直最初はファンタジーにしたっておかしいだろ、ぶっ飛んでる、と思ったんですが、どうやら原作もそんな話のようで…す、すごいなぁ。
とりあえず重要なのは師匠が壊れてしまっていること。
見かねた赤精子が嘘の術をかけたこと、いつか殺して救われたいがために楊栴を愛したこと、同時に虚無を得ようとしたこと、、、普通では考えられない、理解できない複雑な思いと出来事が入り乱れていましたが、どれもすんなり受け入れられたのはなんだかんだぶっ飛んだ殺戒のおかげなんでしょうね…。師匠が壊れていればいるほど、ああ、普通の人だったんだなって思います。あまりにも可哀想で、愛しいです。
楊栴を、自ルートで殺したくなる衝動も愛で、他ルートで簡単に手放せるのも愛ゆえにで。この人の持つ愛は一言では語れないね…。
今までずっと、おまえがやったこと絶対忘れないからな!!って思ってたのに泣いた狐さんはこちらです。。
いや、今でも妲己の罪は許せないけど、楊栴の「許されないけど受け入れる」っていう考え方が良いおさまりどころでした。
「俺わりとお前が選んだことなら従っちゃうのかもね」にはフフッとなりました。たしかに、他ルートでもそうだった。w
玉鼎のこと嫌ってる理由が好きな子かすめ取られちゃっただけじゃなくて、多分玉鼎の思惑を察しているからなんだろうけど、その点姫発はずっとキレイだったから、姫発には甘々だったのも頷けます。「人形になって☆(そばにいて)」とか言ってたわりに、妲己ってわかりやすいかも、と思った瞬間だった。
妲己との対決シーンは、シャオリーの日記と合わせてもらい泣きでした。
そりゃ、泣きたくもなるわさ…(TωT)
結末は仙人EDが好きです。 湖のスチル良い~(^^*)
サブキャラでは赤精子がお気に入りです♪
使命に耐え切れず自ら命を絶ってしまった初代の弱さも、玉鼎を心配する二代目の優しさも好き…♪
あと見た目も好き!(笑)
ブロ友様、ゲームを貸してくださりありがとうございました!