遙かなる時空の中で6 有馬感想
有馬
見た目 ★★★☆☆☆
性格 ★★★★☆☆
声 ★★★★☆☆
恋愛 ★★★☆☆☆
感動 ★★★★☆☆
これぞホントの『馬鹿』ップル。
ネタバレ注意!!!!
攻略を終えた今では一番、タイプではない人だった。
良くも悪くも固いんだよね・・・有馬・・・。
真面目、誠実、ときて 仕事>恋愛 な人。
こう、ギャップ好きのわたしとしては、こみあげるものがあまりなかったのが残念。
声は、いい声だしいい演技もしてるんだけど、寺島拓篤さんといえばどっちかというと某プリンスのような可愛らしい少年声の印象が強くて・・・。どうしても違和感が拭えなかったので評価低め。繰り返すけど演技が悪いという意味ではない。
声優さんはすごいなって思うよ。
愛宕山のことを責められた時は、こっちの気も知らないで~とかモヤモヤ。
でも、梓が軍に所属する上でお互いに居心地悪くならないように気遣ってくれた。ええ、なんだよ、いい人じゃん・・・。すいませんでした。
花子の件では、梓がより好きになったし、有馬も梓を正当に評価してくれて、なんだこの爽やかな上司と部下のやりとりは・・・。スポコン漫画だったかな?
訓練の見学に来た梓に、有馬からお前は充分強いだろうと言われた時の選択肢がじわじわくる。
できる努力はしたいんです(`・_・´)キリッ
(有馬さんに比べたら未熟だ)( ´ ・ _ ・` )シュン
(確かに私はもう強いかも)( ' - ' )
(確かに私はもう強いかも) ( ' - ' )真顔
これ選ぶと話が進まないので(笑)
無難に、できる努力はしたいを選択。
稽古のくだりでも、有馬って人をよく見てるし上司向きなタイプだよなあとつくづく思う。
そんでもってテンプレ的な鈍感設定。罪作りな人ですわ。
梓のこともどちらかというと妹のように感じているらしい。
誠実の模範解答のような人が、これからどう梓を恋愛として意識するようになるのかが楽しみで仕方ない。
そうは言っても、茶化されると照れるくらいには梓のこと気にしてるらしい。
花火大会でふいに手を繋がれて、『心の準備が・・・!』とかドキッとしたのに相手はダリウスだった(笑)
何故かそこまま拉致られ会話を強要。
ダリウス『今の君は帝国軍の道具になることにすら疑問を抱きそうもない』
お前に言われたかないよ
ダリウス『君なら、梓をあずけても問題ないかもしれない』
お前に言われたかないよ(笑)
駆けつけてくれた有馬、よくこの場所がわかったな・・・。
有馬の好物はコロッケ。ということで、差し入れする梓の通称はめでたくコロッケの君となりました。
有馬は真面目なのでなかなか進展しない。周りがこんなにせっついてるのに。これ大丈夫かな~と不安がよぎったところでループ入った!
今までと違う展開で面白かった。
毎日同じ日を繰り返して身も心もかなりすり減ってたところに、梓が自分のために飛び込んでくる。
梓の『馬鹿ですよ』っていうセリフ、『ふたりで朝日を迎えるまで一緒にいます』と肩を並べて寄り添うスチル、それから脱出する為に奮闘するふたり。
うおおおお、これだよ、これ・・・!
この、ふたりだけの特別感。熱い。今までは二人きりで任務をこなすこととかはなかったから・・・これは意識せざるを得ない。
有馬はあっけらかんと振舞ってるけど、50日も自分だけ閉じ込められてたら相当きついよ。眠れないし。梓が来てくれて相当嬉しかったと思う。
変な遠慮が無くなってふたりで馬鹿馬鹿言い合ってるのが可愛い(笑)
無事に現実に戻ってきたふたり。
朝一で梓の様子を見に来ちゃう有馬。落ちたな。ニヤリ
梓も控えめながら浮かれてるし、素直だし、すごく可愛い。
い~い雰囲気のところに、朝早くに何してんだと九段登場。ループのことはもちろん知らないから、突然デレ始めた有馬に『挙動不審な』って。九段の言い方w
『もしかして邪魔したか?』自分の時は邪魔されたらすごい不機嫌になってたのに。でも九段だからね、いいよ。
夜会中、女性に囲まれる有馬を見て梓がジェラった瞬間、胸の痛みが。
有馬が気付いて心配してくれるんだけども、『気分が優れないならすぐに人を呼べ』って、いや、呼ぶ間もなくすぐあなたが来たんですがね(笑)
いやーしかしこの有馬、デレデレである。
『あんまり、お前がーー愛らし・・・いことをいうから・・・・・・(小声)』
はいはーい、ごちそうさまです。
何を信じてどう行動したらいいのか迷っているという有馬に、梓はこんな風に励ます。
『あなたが心のままに動いて間違ったことなんてない、自分自身を信じて、心にある正義を貫けば、みんなそれを支えてくれるはず』
梓は本当にいいこと言うなあ・・・。
6回目ともなる凌雲閣地下での騒動は、有馬ルートだと今まで敵側だった精鋭分隊の人たちが味方に。有馬の演説もあいまって、なんとも胸熱な展開だった。
かっこいいよ、有馬さん。
そんな有馬に指揮を譲るダリウス。
コハク『案外、柔軟なんだね ダリウスさんって』
コハクww
虎『器がでかいってことには違いねえ』
・・・器が・・・でかい????
マガツカグツチノカミを追って展望台に急ぐ有馬たち、地下から最上階まで走ったんだよね?空間移動するダリウスより速いって、ええー。すごい。というか、ダリウスがちんたらしてたのか?
梓を取り戻そうと手を伸ばして、何度も何度も必死に叫ぶ有馬にはぐっときた・・・。
空間移動使ったのに一足遅く到着したダリウスは、何故かふんぞり返って千代に助けを求めています。
誰かさんが宝玉を壊したせいで千代の力が弱ったっていうのに、ここでそれに頼るなんてどういう神経だww
『君なら、この状況を希望に変えられるのかい?』
・・・・・・。
『温かな光に包まれ、消えたよ』
・・・・・・・・・・・・。
『彼女の奇跡は、ここまでだ』
ちょっと黙っていようか、ダリウス(にっこり)
それにしても梓が勇ましい。偽有馬を見破った時はぞくぞくしたわー。千代も助けてくれて、 タイミングよく本物の有馬もやってきて、もうみんなかっこいいよ。
無事戻ってきた梓に真っ先に抱きつこうとするコハクには萌えた。あら?これコハクルートじゃないよね?(笑)
マガツカグツチノカミの消滅とともに倒れる梓。退院までひと月もかかってしまったよう。りんごの皮をむいてくれない有馬に、名札はつけないけどダリアの花で自己主張を忘れないダリウス。うむ。平和である。
なにより友部含む憑闇になってしまった人たちが回復していてよかった!
やっぱり千代はこの世界にはいないようだったけど、九段の優しさには励まされるばかり。
出発の直前、有馬から目をつぶって手を出せと言われた時は、てっきり指輪くれるのかと思った。のに。
(勲章かよ・・・・・・)
がっかりしたのはわたしだけではないでしょうね。
ほら、梓泣いちゃったじゃないの~。
そうだそうだ、いいぞ、もっと言ってやれ梓!
『さよなら、有馬さん お元気でーー黒龍!お願い、私を帰して!』
ほんっと潔いなおいwww
焦って背後から抱きとめる有馬。でもこれは乙女心を察せなかった有馬が悪い!
まあ彼なりに梓を想ってのことだったんだけどね。相変わらず互いに馬鹿馬鹿と言い合ってて面白い。
そして仕返しとばかりに有馬に告白させようとする梓。
言葉にできなくてキスで応えるなんて有馬め・・・・・・・もっとやれ(笑)
結局自衛団員となった梓だけど、それはそれで梓らしいなって思うし、帝国軍一お似合いの夫婦として憧れの的になるのが想像できる。
全体的な糖度は低めだったけど、恋する梓と強気な梓は可愛いかったし、最後までまっすぐな強さを示してくれた有馬は文句なくかっこよかった。王道に熱く戦い、収束したシナリオの満足度は高い!タイプではないけど。でもよかった!
しかしこのルートのダリウスは特に酷かったな・・・。(笑)