那岐
見た目 ★★★★☆☆
性格 ★★★☆☆☆
声 ★★★★★☆
恋愛過程 ★★★☆☆☆
シナリオ ★★★★☆☆
恋愛過程は設定で保管。
ネタバレ注意!!!!
同い年で幼馴染っていう関係、現代ではなんとも思いませんが
千尋はこの世界に来てからというもの、いつも話すことと言えば軍が~とか龍神が~なんておよそ女子高生とは思えない内容。でも那岐相手には砕けた会話してて、 そういえば普通の女の子だったなって思い出させてくれました。
流しそうめんの『 それ、何杯目?・・・太るよ 』っていうデリカシーのない那岐の言葉に、ムッとする千尋のやりとりなんかも可愛いかった。
那岐の揚げ足取りにつっこむ千尋。千尋の無茶ぶりにストップをかける那岐。幼い頃からこういう風に過ごしてきて、互いに信頼してるからこその遠慮の無さがあるようで、いいなあと思います。
そんな二人ですが以心伝心というわけでは決してなく、 互いに大切なのにその方向が合わさらない 、じれったい展開に。
ともに過ごし、楽しいことはもちろん、つらいことも一緒に乗り越えていきたい千尋に対し、那岐は一匹狼。
生い立ちと師匠との別れによって、大切な存在を失ったり傷つけることに酷く怯え、千尋たちから遠ざかるばかり。
『誰のことも好きになりたくない
大切とか考えたくない
千尋が死ぬのを見たくない
僕を変えないでくれ
ひとりでいたい 』
近付こうとする千尋に那岐は訴えます。
後に出雲の戦でマガツヒノカミによって二人が命を落とすという展開に。
あの、マガツヒノカミと互角って 那岐すごすぎるわ (笑)
風早『朱雀と戦った時より力を増したようですね』
サザキ『よっしゃ、その調子でぶったおしちまえ!』
柊『我々には手の出しようもありません』
みんな人任せすぎ笑った。
黄泉で再会後、元の世界に帰れるとわかっても千尋を突き放す那岐。
千尋が元気でいてくれれば自分はどうでもいい思考なので、このまま死んでしまっても構わないもよう。
結局千尋の押しに負け二人とも帰還しようとするが、黄泉の番人?みたいな人から『現世は辛いですよ』って止められます。いやいや、師匠いわく黄泉だって『光も差さない冷たい水底のよう』なんだから さっさと帰ります、はい 。
そして毎度恒例の千尋の断髪ですが、まさかの流れでしたね。褒められたからって自分の髪の毛残していくとか斬新だなーと思いました。
どこまでもおせっかいだなっていいつつ好感度上がる那岐はやっぱり、なんだかんだ千尋や師匠のそういうところに救われてるんだろうなあ。
師匠からの激励で、ようやく前を向き始めた那岐は『千尋を守るための道を行くよ』と決意を新たに現世へ帰っていきました。
現世でも髪短くなってる千尋
( Д ) ゚ ゚
なんでだよ!
肉体はずっと豊葦原だっただろ(笑)
何故誰もつっこまないの・・・。
どうでもいいけど那岐って花粉症らしい。妙なところで現代ネタをはさむなあw
花粉症がわからない布都彦とのやりとりになごんだ。
一人遅れる那岐に走って戻ってきて『具合でも悪いの?』って心配する千尋が可愛いです。那岐のことになるとちょっと過保護になるところがいい。
そして那岐が王族ということが判明後、忍び寄る狭井君。もういい加減慣れてきました。
狭井君の誘いも国のことも関係なく、自分の目的を果たすために千尋から王位を奪い何も告げずに黒龍へ戦いを挑む那岐。
ここまで進めてきて、しみじみ思いました。
自己犠牲型は嫌だなあ、と。
忍人のように、一緒に生き延びる意思を持ってくれる人が好みなわたしにとっては、那岐のように自分はいなくてもいい精神の人にはもやもやしちゃう。
守るためであるということは理解できるけれど、 頼むから一人で死ににいかないでくれ (笑)
邪魔立てする狭井君を華麗にスルーし、間一髪間に合ったニノ姫一行。
結局みんなで戦って倒しました。
しかし黒龍の最後のあがきでまたもや千尋と那岐が危機に。絶対に千尋だけは失いたくない那岐、同じく那岐だけでも助けたい千尋。『 あきらめるな 』と叫ぶ那岐の手を離し千尋だけが飲み込まれ行方不明に。
恐らく黄泉にて目覚めた千尋は那岐の心のかけらを見つけるんだけども、これ、どうして黄泉にあったの?そして千尋、今回は肉体ごと黄泉にきたの??
心のかけらに関しては前に来た時に何の反応もなかったし、浜辺で『ここで何かをなくした気がする』って言ってたりちょっとわかりにくい。
葦船に残された心のかけら→行き場もなく黄泉へ→千尋浜辺にて行方不明→千尋が黄泉で見つけて一緒に戻ってくる→浜辺で千尋とかけら発見 こういうことですか。
そもそも心のかけらと言われても、今までそんな現象が起きたの那岐だけだからいまいちピンとこない。
しかも取り戻す前と後でたいして変わっていないように思うんだけど・・・。千尋が優しさの答えだからっていうのがやりたかったのかな。
あと那岐の勾玉なしで黄泉から戻ってくる千尋にも疑問。
那岐はその生い立ちが性格に影響してますね。優しいがゆえに思いつめ、大切だからこそ臆病になって、守るために自己犠牲に走る、なんとも悲しい性分。
心のかけらをなくしてなくてもこうなってたと思いますよ。
しかし帰ってきた千尋に、『 あんな勝手はもうさせない。二度とあんな思いはごめんだ 』なんて言うので、自己犠牲が相手にとってどれだけ辛いものか、ちょっとは千尋の気持ちもわかったかと。これからはちゃんと千尋のそばにいてね。
空気となった常世軍はもうつっこみません。
逸話集はとてもよかったです。
ものすごい リア充スチルに驚いた 。
腕組んでるよー可愛い!!
那岐は出会った時にもう千尋のこと好きになってたんだろうなと思います。
そしてやっぱり優しい那岐。あの時は一輪だったけど、今では花畑くらいちょろいもんだと。こんなこと 千尋にしか、しかも二人きりの時しか絶対しなさそうなところ に激しく萌える。
ひと波乱越えた二人はもうすれ違うことなく、支えあって生きてほしいなと思います。
あと途中ぶっこむところがなかったけどこのルートでも安定のサザキ、かっこよかったです。
5年前どうして那岐まで現代に来ることになったのかは書かれていないんだけど、これは風早真相ルートで明かされるの・・・?