ももうまし

ハッピーエンド至上主義

遙かなる時空の中で4 サブキャラ感想・総評



サブキャラの感想と作品の総評です。
ぐだぐだと長いので注意。
ナーサティヤがすごく好みでした。


ネタバレ注意!!!



フルコンプしました。
何故か埋まらない主人公のスチルが二枚あるけど、もうわからないからいいや(白目)


サブキャラひとこと感想です。


岩長姫 → 千尋の叔母さん
夕霧 → でかいと思ってたら男(゜Д゜;;)?!
足往 → 大人にならないで(見た目的に)
道臣 → 琴教えてください
カリガネ → 元カノはもういいの?
皇 → いい父ちゃんだった
ナーサティヤ → 攻略したい
シャニ → あざと可愛い
ムドガラ → 誰得エンド
リブ → 目開けないで




好きだなと思ったのはリブとナーサティヤ。
リブは一見穏やかなヘタレに見えて、実は兵器発明するわ大胆発言するわでギャップですね。千尋が来ないからってやきもきして中つ国まで来ちゃうリブ。あくまで忠誠を誓っているのはアシュヴィンだと、ゆるぎないところもいい。・・・ただし、 目は閉じてる方が好きです (笑)


ナーサティヤは 何故攻略対象じゃないのかと悔やまれるぐらい好み でした。見た目も、性格も。千尋との意外な関係性があり、最後もあっさり再会するんじゃなく、生きている可能性を匂わせてくる感じがとてもよかった。本編ではあんなにシリアスだったのに、逸話集で明かされる『 テコでも起きない 』ボケにやられました。あとダンスパーティーで 何回も足踏まれるナーサティヤ 。大好きだよこういうの。
会いたくて気になって、無駄だと知りながらも泉に花を浮かべずにはいられない千尋。シャニや遠夜から話を聞いては思いを馳せる。(サブキャラなので何でそんなに好きになったのとかいうツッコミはなし)プレイヤー的にももう来ない展開を覚悟した最後の最後で、ガンゲティカによって再会を果たすという、焦らしプレイも◎。続きを!続きをお願いします!_○/|_


夕霧の逸話集も笑えました。男の姿が出てこなかったのと、声優が完全に女性の方だったのが残念ですが、 その歳で全力疾走する夕霧姉さん すごく面白かった。愉快な人です。

どこで挟まれたものだったか忘れましたが、怪しく追ってきた柊に『 そういうのを、ストーカーって言うんだよ 』って笑顔で教える千尋にも笑いました。意味わかってないけど 那岐にも以前言われたことがある とキョトン顔の柊、さすがです。


サブキャラのシナリオは逸話集含めて、攻略対象の意外な一面を知れたり、物語の真相がちょっぴりわかったり、制限ガチガチでやる気が全く起きなかったわりにはいい印象でした。

特に、皇の言う『 黒き手の王 』が、『 闇に包まれた千尋の手 』だったというところには音楽も相まって一番『おおっ』となりました。そうきたか!
ずっと謎でしたもんね。 実は忘れてたけど。


すっきりしないこともあります。
どうして那岐が千尋と風早と共に現代へ行くことになったのか、これが明かされていないので地味にモヤモヤ。
ネットで知った情報だと、設定資料集に実は元々は那岐が白麒麟だったという記載があるらしいです。設定が風早に取られた挙句、フォローされず残されたんでしょうね。
あとアシュヴィンたちが黒麒麟を呼び出せるのも説明して欲しかったなあ。そこの繋がりは何なの。


全体的にまとまっているような投げっぱなしのような、 広げた風呂敷を畳む時に一部中身がボロボロこぼれちゃった 、ような作品だと思いました。個人的には攻略キャラと主人公の良さがふりきっているので許容できる程度です。


ただ、ご都合主義なのに忍人だけ正規ルートが死亡なのは納得いきません。一人だけ死亡したままとか何の嫌がらせ。生き返ってる人もいるんだから、その理屈で忍人もなんとかしてほしかったと思います。


周回するのが結構面倒だったが、さりげなく追加される会話やシーンなんかがあったりして飽きさせない工夫が見られました。
いざフルコンプしてみると、まだこの世界に浸っていたいなと寂しさを感じるほどにはハマっていたようです。

このキャラは恋愛がすごくいいのにシナリオの詰めが甘い、このキャラは土台がしっかりしてるのに恋愛が薄い等、攻略キャラそれぞれの個別シナリオに関しての総評はどんぐりのせいくらべ。シナリオと恋愛、 両方ともすごく良かった人がいなければその逆もない という、ある意味絶妙なバランスです。


メモリアルブックが欲しいのですが取り寄せが可能なのか・・・。読み切りのコミックスはたまたま古本で見つけたので購入しました。本編で省かれてた現代での千尋たちの様子がみられます。特に千尋が、本編よりも年相応でとても可愛いです。柊の変質者ぶりにも磨きがかかっています。
風早の白スーツは、どうかと思う 。(真顔)



なんだかんだと文句も書きましたが、遙か4は大好きな作品です。