隠しルート、開放。
ネタバレ注意!
LIZ STORY
ええええ!まさかのリズルート!!
主人公の母親!?(笑)
と言ってもリズとイケナイ関係になるのではなくて、リズ目線で描かれるアナザーストーリーという感じでした。
ちゃっかりお相手もいます。それがナタリーの実の父親である、元夫のブライアン。
・・・あ!?
この人、ナタリーのストーカーしてた男!(笑)
というわけで、全5章?だったかな。
ナタリーが瞬ルートを辿るダイジェスト版を、リズ目線で追いかけていきます。
今まで自由奔放で娘に関心がないと見せかけておいて、実はこの時こうしてましたーっていう展開です。
リズが主人公となるので、活躍するように終盤は大きく変更され、合間にチャールズとの友情、ブライアンとの和解を経て復縁、そしてハッピーエンドとなります。
リズは放任主義だけどナタリーのこと大好きなんだろうなっていうのはなんとなく感じてたので、やっぱりというか、予想以上にナタリー愛してて好感度上がりました。
しかしこんなに大切に思ってるのに娘にはあまり伝わってないようですが、そこはどうでもいいのかな・・・?
ブライアンの恋愛パラメーターがあったのは笑いました。何のゲームだこれはw
リズは38歳ですが精神も見た目もまだまだ若いので、今まで17歳を主人公としてやってきたゲームで、突然その母親(38)と元夫(40代)の恋愛を見せられても普通に楽しめました。というのも、舞台がアメリカだからこそかと。これが日本だったら、きっともっともさいストーリーになったんじゃないかな・・・。
ナタリーの『もーう!』って口癖や、最後に守るのは私っていう逞しさとか、そういう部分はリズに似たんだなと思いました。大切な人を巻き込むまいと相談しないのも、そっくり。
きっちりしてるところはブライアン似で、ナタリーはまぎれもなくこの二人から産まれて、育てられたんだっていうのがわかりました。
ブライアンは未練たらたらでなんでまた今頃、って思わなくもないですが、そこ言うと話が始まらないですね。元夫という距離感、今だからこそ話せる互いの気持ち、ナタリーという共通の大切な存在、このへんは無理なく入り込めてよかったです。
乙女ゲームでこの視点って珍しいんじゃないかな?
面白かったです!
せっかくならナタリーの立ち絵もあるとよりよかったな。