鉤貫レム(cv:斉藤壮馬)
見た目 ★★★★★☆
性格 ★★★★★☆
声 ★★★★★★
糖度 ★★★★☆☆
シナリオ ★★★★★☆
メインヒーロー、レム様です。
レムルート、甘酸っぱーい!
少女漫画のようなエピソードの数々に思わず笑いがこみ上げました。このじれったさ、そりゃEMOLIARしたくもなるわ!!
レムは実力と自信を兼ね備えた、何事にも一枚上手なSっ気アクマ。
男らしくてかっこいいです。
困ってたら助けてくれるんだけど、素直じゃないからいつもあれこれ建前並べてきますw
常に冷静だけど、リツカのピンチには焦ったり激怒する姿が見られてとてもおいしいです。
リンドとは好敵手、後半の絡みが面白かったです。
そんなレム様、かっこよさは十分堪能出来ましたが、個人的には恋愛過程が惜しかった。
別に薄いって意味じゃありません。好みの問題です。
もっとこう、冷酷さを見せて欲しかったというか。恋愛前と後のギャップが足りない!
レムと言えば”誰もが恐れる冷酷なアクマ”と評されていたわけですから、恋愛においてもそういう展開を期待していたんですよね。
恋愛に限らず、どのルートでもレムが冷酷だと思える描写がないので、全然そんな風に思えませんでした。むしろ人情的な行動の方が目立ちますし、何より本人ルートをクリアして確信しました。レムは人間味あふれる優しいアクマです。
他のアクマたちに比べてリツカに惹かれるのが早かったのも、誰よりも早く、リツカを”立華リツカ”として見てくれていたからだろうな、って思います。
ちなみにアニメはレムメインの展開でした。ゲームとの相違もあまりありません。シナリオだいたい同じです。
ギャップが足りないと感じたのはそのせいもあるかもしれません。
以下ネタバレ注意!!
レム様、アクマらしくないって言いましたが、序盤の誘惑してくるところは妙にテクニシャンだと思いましたw
「目を見せてくれ」、「○○に触れるぞ」、
後ろ襟を正すのにわざわざ正面から手を伸ばしてくるの何??照れるわ!!!(笑)
絶対計算してるな~上手いな~なんて思ってた矢先のことなんですが。それは起こりました。
レム様、リツカと偶然手が触れ合って、慌てる。(爆笑)
乙女なの??初恋なの???そんなことでときめいてるの可愛いな!?(笑)
他にも、ストラップ買う時に「ストラップは現状必要としていない。」って言ったそばからタッチボイスで「さっそくつけてみるとしよう。」って嬉しそうにしてるのも笑いました。
レムってアクマしてるのは最初だけで、好感度上がっていくとどんどん行動に可愛さが増してくるのがすごくツボです。
ではエンディング別感想です。
<アクマ2>
後味…悪!!(汗)
スチルのリツカの目が怖かったです。
<アクマ1>
「あなたには分からないでしょう。誰かを守ろうとするこの感情…それこそが、力になると!」
レムのこのセリフに、すごくハッとさせられました。
これ、どの攻略キャラにも当てはまると思うんです。
みんな他人のルートではあっさりくたばるのに、リツカと恋をすると驚く程強くなる。
プレイヤーとしてはそんなのお約束だとわかってるし、2次元だからはいはい補正って軽く見てたんですけどね。
「(アクマの誇りを)忘れてなどいません。ただ、それよりも大切なものを見つけた…それだけです。」
ウリエも、メィジも、シキも、レムも、もちろんリンドも。
みんな、リツカと恋をすることで変わり、守ろうとする感情が何者にも負けない力を生み出していた。単純なようで、すごく説得力を感じました。
Dance with Devilsというゲームをやってて、私の中にすとんと落ちてくれた言葉です。
これをメインヒーローでもあるレムが、アクマエンド1で言及してくれたことにグッときました。
<ヒト2>
ノーマルエンド。
アニメとはちょっと違いますが、ただでさえシナリオ似てるんだからあえて用意しなくてもいいと思うエンドでした。
<ヒト1>
エピローグのみんなのわいわい感がよかったです。
レムルート安定してました。冷酷冷酷って言われてたのに全然そんなことなくて可愛かったです。
リツカの花嫁スチルがアクマルートで見られるのがいいなぁと思いました。
あと、アズナ。死亡不可避なのがとても残念でしたが、アズナのおかげで「幸せにならなきゃ!!」って思わせてくれました。死亡後もリンドやリツカの中で生きていてくれて、無意味に殺されたわけではなかったのが救いです。
そういえばアニメを観た感じだとレムが一番好きでしたが、今では三バカの方が圧倒的にギャップ勝ちしてます。
ローエンについてもアニメではあまり描かれていないキャラクターだったので、この後彼がどこにくい込むことになるのか、楽しみです。
最後のひとりということで終わらせてしまうのがとても寂しいですが、じっくりやりたいと思います。