ももうまし

ハッピーエンド至上主義

華ヤカ モダン 勇感想


宮ノ杜勇(cv:田坂秀樹)

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見た目  ★★★★★★
性格   ★★★★☆☆
声    ★★★★★☆
糖度   ★★★★☆☆
シナリオ ★★★★☆☆


見た目がめちゃめちゃ好み。次男・勇兄さんです!
彼も期待を裏切りません。
初対面で「この下郎が」(笑)

でも実はなかなかピュアなところもあったり、礼儀正しく、非常に面倒見の良い性格をしています。進めれば進めるほど優しさを感じる
絶対ツンデレでしょ!と構えていたところが意外にも肩透かしで、ものすごく潔い人。見かけによらずとっても正直者(笑)で、母親トキとの仲良しぶりが微笑ましいですw


ぐいぐいきてくれるのも好きですが、そこは恋愛に走らないでほしかった(汗)って思う部分もあって少し残念です。
あと勇の掲げていた理想について、そして主人公について、腑に落ちないところもあったり。まぁこのへんは気にしたら負けかもしれませんw


以下ネタバレ注意!!










●勇の夢

国を動かすには金がいる → 財産を狙うっていう図がとてもわかりやすく、なるほど勇は当主がゴールではないんですね。
白雪姫を読んで感動した話はトキもまじえて笑わせてくれましたw
「善良であっても認められず虐げられ、人知れず命を落とす者がいるかもしれない」そういう者を一人でも多く救ってやりたい。それが勇の目指すところで、國に命を捧げると誓った動機でした。
トキもこの熱意を知っているからこそ再婚せず勇を応援しているんだろうなぁ…。恋愛に関しても勇の意思を尊重しようっていうトキの愛情が好きです。

話を戻しまして。勇には「正しいのに虐げられる弱い人間を救いたい」という願いがあるんですが。それにしては使用人に冷たいと思うんですよね…。初期のはるはともかく、たえや千富なんて真面目に勤めてきただろうに、使用人はまとめて”もの”扱いというのはどうなんでしょう。身近な人間には目を向けないのかしら…と少し疑問に思いました。
一方で、喧嘩が原因ではるが辞職した時に、正しく使用人であったたえの気持ちも汲んでやり、呆れも怒りもせずたえの背中を押してあげた勇はまさにこれといった感じで良かったです。



●はるの深夜徘徊

こればっかりはなんだか許せない。はる、深夜徘徊しすぎww
勇と距離を縮めるきっかけのひとつにはなっていたけど、勇ルートのはるには、無闇に規則破りをする使用人にはしないでほしかったです。勇も、許しちゃうからモヤるんだよなぁ…。



●質問の許可

主からの信頼を得る為に質問の許可を願い出るはる。そうそう、こういう型破りはオッケーです。むしろ良い。
しかし質問するなって怒るくせに勇っておしゃべりですね。毎度近況をべらべらと教えてくれたらそりゃ質問したくもなるわww



●なんだかんだ優しい

勇は「自害しろ」なんてイメージでしたが、あれが酷さのピークだったというか。むしろあれきりのような。関われば関わるほど、勇って優しくて面倒見が良いなぁと思いました。
夏の薮入り、縁談中止の件。はるの両親に対しての言い方が礼儀正しさにもにあふれていて、兄弟の中で一番好きな説得でしたv



●軍人気質

装備(ドレス)(笑)
早く歩け!返事は短く!博覧会に見学突入する!!
どんだけ軍人気質ww



●正直者

勇は裏表が無い人ですね。はるにもそうなんだけど、トキにもいちいち”ほうれんそう”可愛すぎww
恋愛に天然発揮しちゃってても、こう、本人ははっきりさせたいんだろうなってことがひしひしと伝わってきます(笑)「(キス)したかったからしたんだ(なぜ伝わらない!)」って懸命に訴える32歳(^q^)w
そんな嘘のつけない勇に、嘘をつかなければならないシーンがつらかったなぁ。はるに跪いて誓いを立てる勇と、真実を言うことができなくて涙するはるのスチルが切ないですが好きです。



●失いたくないもの

はるが続けたい仕事をやめてでも大事にしたいもの…それはたえとの友情でした。
そして、解雇されてでも失いたくないもの…今度は勇でした。
以前たえとのことがあったから、余計に勇には響いたんだろうと思います。はるの覚悟とか、勇がはるに落ちた過程とかはすごく良いと思います。
でも、ここで一気に勇の脳内が恋愛に傾いてしまうのがなんとも微妙な気分でした(^^;)信念貫いてほしかった。せめて暗殺者問題が解決してからとか、当主になってからとかでも違ったと思います。
「一緒になる為に今までを簡単に捨ててしまう様な人は私の好きな人じゃない!」はるのこのセリフに全力で同意です。

多分私は、いざ失う!って時に選んでくれる展開が好きなんだと思います。だからそれまでは目標に向かっていてほしい…と(笑)
最後の最後で昇進より縁談を止めに行った勇こそ求めていたものなのでした。





勇は普段「貴様」呼びなので、たまに「はる」って名前で呼ばれるとものすごいキュンときましたv
もっときつい性格なのかと思っていましたが、好き嫌い喜怒哀楽がはっきりしててこれまた微笑ましい人でした。しかも意外や意外、尽くしてくれるタイプというw
母親の中では、トキが一番好きです(^^)


ではいよいよ隠しキャラ。
…の前に多分、バッドエンド回収をします。


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