ももうまし

ハッピーエンド至上主義

CHAOS;CHILD 感想


こんばんは、けいです。

カオスチャイルド コンプしました。
まさかまさかの大泣きをしてしまったので、ネタバレしない程度に感想だけ残しておきます。




妄想科学ADV。
サスペンスとSFとギャルゲー要素のあるノベルゲームでした。


来年1月からアニメが放映されます。好きな声優が出ているのでそれまでにやらねば!という個人的な義務感で購入したわけですが、ぶっちゃけ第一印象は「うわ、ギャルゲーか...」でした。でもよくよく考えたら、私だって乙女ゲー好きだし、やっていない人からしたら「うわ、乙女ゲームかよ」って思われてるよね...(笑) ただの偏見で始めたので最初こそ進みが悪かったものの、途中から一気に引き込まれて心にグサグサと刺さっていました


ギャルゲー要素、ありますが、全体で言うと2割くらいじゃないかな...?下手したら1割?恋愛より親愛率が高い。
主人公が非常〜に妄想逞しく、日常のふとした瞬間にそれを始めるんですが、露骨なギャルゲーっぽさはその時くらいでしたね。萌え?...無いです(笑) 絵柄に騙された!という点ではひぐらしのなく頃にとそっくりだなって思います。



初回は必ず共通エンドになります。2週目から好きな女の子ルートに進めますが、共通エンドで明かされた真実が、この後ずーっと良い意味で尾を引くんですよ...。どの子とエンディングを迎えようと、すべては黒幕の手のひらの上。それぞれの視点から見えてくる世界に、はやく真相を、もっともっと、とプレイする手が止まりませんでした。


主人公が精神的にも身体的にも追い詰められていってとにかくうわあああ(´;д;`)な展開の連続なので、ぐだぐだで眠気を誘ったシーンや、ドン引きしたエロ妄想すらも2週目からはほっと息のつける時間になりました。
女の子とキャッキャウフフして萌え♡ってなるより、ただただ第三者目線でほっこり(o´Д`)し、頼むからこのまま幸せに((;;´Д`;))ブルブル っていう思いで見守るばかり。


トゥルーエンドではポロポロと泣いていました。
なんだろう、上手く言えないんですが、ため息。



私はどうも、猟奇的な題材の裏の人間ドラマが好きなようで。とにかく刺さりました。
科学とか前作からの繋がりとか理解しきれなかった事もあるし、私の拙い文章では魅力の10分の1も伝えられないのですが、考察サイトとか巡って本当に奥が深い作品なんだなと改めて思いました。トゥルーエンドと言えど、受け取り手によって真実は変わります。


声優さんの演技も、音楽も、スチル枚数も、どれをとっても素晴らしくて、ADVってここまでできるんだなぁ、なんて。
こんな事はあまり言わない方がいいかもしれませんが、乙女ゲームも見習ってほしいと思いました。 コンセプトは違いますが、同じ値段で、物語や演出の作り込みにこんなにも差があっていいものだろうか...。



女の子は雛絵が一番好きです。
でもみんな良かったよ...。
主人公の宮代拓留。お前は正真正銘の漢だ....(T_T)



私は藤原祐規さんの演技見たさに買いましたが、松岡禎丞さんファンも買ってみて損は無いと思います。
つい最近で言うと、松岡さんは悠久のティアブレイドで圧巻の演技を見せてくれましたが、カオスチャイルド叫びの量ハンパないです。掠れるし、荒げるし、こっちでも思わず喉の心配w
普段のちょっと気だるげで優しげな喋りはすごく耳に心地よくて、いや〜松岡ボイスを堪能させてもらいました( ´▽`)



冗長だと思う文章はありましたが、気になったところはそれくらいです。あ、でも、あの人は実行犯として裁かれるのに、あの人は裁かれないの?という疑問はちょっとだけ。

プレイ時間は初回22時間(長かったw)、後は各4〜5時間程。

攻略の難易度は難しいと思います。(私は攻略サイト見たので楽々。)

攻略順は、共通→雛絵→香月→うき→乃々→トゥルー で、この順番で良かったです!
別に誰からでもいいですが、乃々は見方が変わっちゃうと思うので、最後がお勧め。



あまりにボリュームのある中身だったから、アニメ1クールじゃ不安になってきたw
できても共通エンドまでだろうなー、それ以上は絶対中途半端になる。
でも期待しています(^^)


さ、無事終わったので下天の華プレイしようかな♪