ももうまし

ハッピーエンド至上主義

遙か6 幻燈ロンド ルード・政虎感想


新年あけましておめでとうございます!

うっかり暖房をつけたまま寝て元旦から喉をやられておりました、けいです。
みなさまいかがお過ごしでしたか。
わたくし、本日は鼻声でございます。

そんな私の今年の目標は、ぼーっとしながらスマホをいじる、ぼーっとしながら掃除をする、ぼーっとしながらうんちゃらほい、な、日常での無駄なぼーっを無くすこと
今年もどうぞよろしくお願いいたします(´∀`)


幻燈ロンドは、ルード、虎、九段、萬、秋兵、有馬までクリアしました。
時間はあったんだけれど、進みが悪くてびっくりしています。
一途プレイや札育成も、前は楽しかったんだけどなぁ(^^;)?
奥義の種類がめっちゃあるのに引き継げないとか、メインシナリオが重いとか、梓の性格に違和感があるとか、もろもろ絶賛できないのが正直なところ。
前作の印象と大差なくおもしろかったー!!って思えたのは秋兵と九段ルートです。

今回の感想、ルードと虎は辛口となっておりますので、苦手な方はお控えくださいね。


それでは、以下ネタバレです!!










ルードハーネ

今回、メインの話重めじゃないでしょうか?

政治的で、千代がまた倒れたり有馬出征とか秋兵洗脳とか、ファンタジー的にというよりリアルに重い。ルード個人のイベントも鬼の一族の長としてうんたらかんたら…と、こちらも堅くて初周からいきなり失速してしまいました(^^;)

もちろんにやにやするポイントもあったんですが、上回るほどの萌えはなかった。前作の、違う違うと頭ふりながら走ったり走ったり走ったりしてきたルードがとてつもない可愛さだったのでw
ルードは二番目に好きですが、それは前作の距離の縮まり方がツボだったのもあったのかな~。


ですが、手作り髪飾りとか、腕相撲イベ追いかけっこ、梓と離れがたくて夜も遅い時間なのに時計を見て見ぬふりをするルードくん、相変わらずむずむずさせてもらいました♡
告白シーンでつい笑い出しちゃったダリウスの気持ち、よくわかりますw
今作では(も?)親目線で応援してくれるダリウスがいいですね。
しかしなんだかプロポーズまでの展開がはやくて、ルードって一番若いはずなのに急に老け込むからギャップが可笑しいw


メインの方は、秋兵が討伐隊を率いてくるあたりでぐっとおもしろくなってきておおおーってなりました。
囚われのダリウス、不謹慎だけど、やっぱりそういうポジションなんだねww
ルードが死んじゃって、運命をやり直す!っていう展開は3を意識したのかな?

ルードルートのラスボスに関しては、しょb… (>o<;))((;>o<) ゴホゴホ


ダリウスはルードに首領を継がせたかったみたいだけど、ルードはやっぱり、補佐役を望むんですよね。"ダリウスのために" から "ダリウスを助けたい自分のため" になったんですけど。それがとてもルードらしいなぁと思いました。
そうしてルードは自分が望むことに素直になれたのだけど、梓とは離れ離れになってしまって。
千代と白龍の協力で時空飛べるよ!ってなっても、梓への想いも、一族も、帝都の未来も同じくらい大事で選べなくて、ダリウスが「未来を浮かべた時に本当に幸せだと思うのは何?」という問いかけをするんですね。ルード、梓の笑顔が浮かびました。ここが今作のルードの成長かなと思います。
「自分にとっての楽しいってなんだろう」って、今まで考えてきた答えが出たんじゃないかなぁ。

いやしかし、ルードの宿題と帝都の未来はうまく絡ませていたけど、なかなか重いテーマでした;;
梓の黒龍、萌えるわ~(*´Д`)w




本条政虎

こちらも辛口
前作での心の縮め方が好きだったなぁ~。

たまご焼きとか、お祭りで虎の心を一気に溶かしたのとか、それ以降梓にめろめろでヒーローしちゃう虎、とか。
虎の過去って結構重要なポイントかと思っていたんですけど、本人の承諾なしに村雨の口からあっさり聞いちゃったのが微妙な気持ちになりました。

それから、始めてからどのルートでもちょいちょい思うんですが、

梓ってこんな子でしたっけ?;;

虎ルートは特におひとよし設定だけど、それにしてもこんなに目についたかな…。
私が前作をプレイしたのがまだ乙女ゲーを始めて間もないころで、美化されすぎていたのか、目が肥えたのか。それともライターさんが変わっているので、その影響か…。
なんだか幻燈ロンドの梓はあまり好きになれないです。悲しい。
今、前作を友人に貸しているので、梓が前と同じか違うのか確認できていませんが、私と同じように思った人もいるのかな。


虎はさりげない言動の節々から、改めて器のでかい人だな、優しいな~って思いましたが、オルゴール時計のくだりは梓に感情移入して胸が痛かったです(;Д;)(;Д;) 梓の早とちりではあったけど、私があの場にいても絶対逃げるw(実際涙目だった(;∀;)
でもそのあと時計直して押し寿司食べさせて、それが虎なりの梓のご機嫌取りだったって聞いて和んだw


「阿呆ほど可愛いと思ったらそばに置きたくなった」もね、えーもう、聞きました?
阿呆ほど可愛いだってww あの顔で内心きゅんきゅんしてたの虎ww

「オレの帰る場所はお前だよ」の抱っこシーンは、スチルほしかったな~。

梓が捕まった時は、堂々助けに来てくれてさすがのヒーローでした!
銃を向けている萬が「その武装ではお命が危ない」って虎のこと心配しててちょっとおもしろかったですw


しかし時空を遡る理由がちょっと弱いなって思いました。
前にやったルードがアレでしたから余計…モニョモニョ。
安易に戻らず、虎なしで洗脳を解こうとかそういう展開になるとよかったのかな。でも虎、ダリウス助けるのに犠牲者出してるしな…。

最後らへんの梓を慰める虎の言葉もすごく胸が熱くなったけど、梓は帝都を救いたくて時間を巻き戻したんだっていわれると、そうだったっけ?っていう感じでした(^^;)
そして、ね、虎の目。

目えぇぇ(/TДT)/

そりゃ、名誉の負傷だとは思いますが。。ご都合好きの本音としては、そこはちゃんと治してあげてよー!w


虎ルートは前が好みだったので辛口に書いてしまいましたが、今回の残留エンドも素敵だなって思います。
荒事も厭わず、目的のない金稼ぎが生きがいだった虎が、梓に歩調を合わせて腰を落ち着ける。ああ見えて梓にベタ惚れってところがすごくいいよなぁ♪
ゆっくり歩いていこうやっていう穏やかなセリフに、虎のいきつくエンドはやっぱりこうだなーとしみじみしたのでした。