ももうまし

ハッピーエンド至上主義

遙か6 幻燈ロンド 九段・萬感想


九段ルートおもしろかったです♪
九段が推しで、推しを最初にしたい!とかのこだわりがなければ、九段は2周目以降がおすすめですね。
私はプレイしていて、あっそういう展開になるのね!っていう驚きがあったので、金太郎飴ストーリーの味変的な意味で

萬はかわいいです。以上(´▽`)



以下ネタバレ注意!!










萩尾九段

ほのぼの要素の「わけっこ」がまさか未来まで救うだなんて誰が予想しましたか。

九段は萌えないんですが、メンタル面での心配がなくて好きです。
窮地になるほど底力が発揮されるタイプですよね。ぼんやりしているようで、芯が強いのでとっても頼りになります。
仲間に対しての前もってのメンタルケアも素晴らしく、藤堂も驚いたように、優しいだけの男ではないのです、萩尾九段は!
…と、萌えキャラでもないのに熱弁してしまう(´▽`)


九段ルートでは藤堂の内面もちょっと見えますね。
藤堂は、死んだアリサと兄を生き返らせるために時空を遡りましたが、実際は二人に会いたいって気持ちより、ただ一人ぼっちが嫌だっていう気持ちの方が大きかったんだなって感じました。
破滅した未来でたった一人役目だけが残った、その孤独な状況こそが、二人を生き返らせたいと願う理由だったんじゃないかって。
九段が、身内としても、星の一族の役目もわけっこできる存在だったから、藤堂は私情を捨てて未来の復興だけを望む事ができたんだと思います。

未来に飛ぶ展開は、村雨同行もあって胸熱でした!梓もかっこいい!
エンディングに向けての流れは相変わらずとんとん拍子にちょろいですが、九段が清めの花やら式神やらで復興無双しだした時の、藤堂の絶句ぐあいがすごくおもしろかったので、それだけで満足ですww
最後のスチルが晴れ晴れしく、綺麗でしたね~。


恋愛に関しては、今回もほのっぼのしていて和んだやら笑ったやらw
梓が、九段のこと好きなんだって自覚するシーンが特に好きですね。自然な感じで。
女は度胸!って、想いを自覚した直後に告白するのもすごいしw
梓は恥ずかしくて目を閉じただけなのに、勘違いした九段がまぶたにキスして一礼して去る「えっ返事は!?」の図とか、天然炸裂で爆笑でしたww





いーーやーーもう、
かわいい。好き。♪(*´▽`*)

アンドロイド系?のキャラって、もっと、自分の能力に自信があったり、できないこととか物事に対してサバサバしてるもんじゃないですか?w 魂を吹き込んだら、できないことに対してすっごい後ろ向きになっちゃった問題ww
健気に自虐ネタに走るところが、私の中で新しかったです、はい。w

ビジュアルもね、ちょっと不安げな表情とか、うつむいて口元に手をあてる仕草とか、はにかむ顔も照れ顔もすっごく好みです♪


本で感情を学ぶ。
動物とふれあって命を愛でる。
ありきたりだけど、ちゃくちゃくと恋心まで芽生えて恋愛小説にハマりだすところも、本当にかわいくて癒されましてですね。

子猫を抱いて「可愛いです」って笑う萬、・・・そ、そ、
そっくりそのまま返すわー!!!(ノシ`>∀<)ノ☆シ バンバン

田中さんに、梓を愛していますって驚くほどすんなりと出てきた時はうわあ、ってなったし、命を尊ぶほど萬は自分を責めざるを得なくて涙を流すシーンとか、リアルに「泣かないでー!!!(;∀;)」状態で。
ロボットとかが抱えるこういう感情のひとつひとつに、弱い私。
…梓に対しての想いが御主人から恋愛に変化するところは、若干曖昧でしたけど。まぁいいや( 笑 )


そんな感じですっかり溺愛してしまっていたので、藤堂が接触してきた時の暴言には殺意を覚えましたww
なんて。藤堂は藤堂の価値観で萬を愛していたんですけどね。
遠まわしに、こっちに戻っておいでよっていってるみたいでしたね。w


私、このルートでいいなって思うポイントが、萬による藤堂の救済
他のルートでは、”藤堂の望みは死んで死者と再会すること”だと萬は思っていて、藤堂の心の真…彼が本当に死にたいのではないこと…に気付けるのは、ここだけなんですよね。(まだ全員終わっていないので違ったら恥ずかしい;)
自ルートでだけ萬が藤堂を救えるっていうシナリオ作りが、人間的な感情を学ぶ意味に深みが増して、よかったなーって思います。恋するだけじゃなくって、ね。


ちょっと残念だったのは、時空遡るあたりのごちゃごちゃ感やスチルの使い回しと、他のメンバーの空気っぷりですw