ももうまし

ハッピーエンド至上主義

白華の檻~緋色の欠片4~ 古継・空疎・幻灯火 感想

 

本編の感想、続きです。

 

 

 

以下ネタバレ注意!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秋篠古継(cv:内田夕夜)

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最初に謝っておきます。実はこれといった感想がないこのお方…;好きか普通か嫌いかで言ったら好きと即答できるものの、ストーリーやキャラに関しては言えることがあまりなかったり、します。すみません。

ひとつ、印象に残っているのは”背中”ですね。古継は、いついかなる場合でも必ず姫を守ってくれていました。身を挺して。見た目チャラくて隠密でルートによっては裏切る男でも、絶っっっっ対何が何でも姫を傷つけさせまいと体を張る古継殿に胸キュン……。そんなん惚れてまうやろ~!(*ノωノ)

あとですね、声優の内田さんの演技が苦手で、それで本編は物語にうまく入り込めなかったところもあったんですけど、FDはすごくいい感じで私の中で古継の順位が上がりました。中の人の演技の好みも重要なんだな…って思っ…た。

育ちの良さが感じられる所作もいいですよね。あ、そうそう子供たちと遊ぶシーンも好きですね!よしよし、書きながら思い出してきたぞ…。ただ一個嫌なところがある。前髪が長い!

うん、なんだかんだ感想書けた☆

 

 

 

空疎尊(cv:鈴木千尋)

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第一印象では気になるキャラ、幻灯火とツートップだった空疎様です。

因習に縛られただけの、婚約者。まずポジションからしておいしい。しかも別に初めましてでもないのに互いの好感度マイナススタートじゃないですかwwと見せかけて空疎様はすでに姫様のこと好きだったんですけど!こんなの楽しくないわけないよ!

少しずつ縮まる距離に淡い恋心っていうだけで充分満腹なんですが、空疎様は当て馬キャラとしても光輝くんですね…むしろそのために生まれてきたんじゃないの?(失礼)ってくらい個人的にはツボりました。他キャラ攻略中、ほんっっとうに魅力的で何度その背を追いかけたくなったことか。

 

二人で風に乗って景色を見るシーンが美しくて好きです。泣いた。

最後の夜の逢瀬、姫の寝所を訪れて心通わすシーンもなんて切ないんだろう。泣いた。

風波に骨折するくらいボコられて悲鳴のひとつもあげなかった姫の元に「無事か!」って駆け付けたシーン。無事じゃないよwww遅いよ!なにしてたの!(笑)

とまぁ他にも泣かされた場面どつきたい場面共感した場面いろいろあるんですけど…全体的には切なさにのたうちまわった空疎ルートでした。感じたことを全部書くと長すぎるので端折りますけど……つまりそれくらい楽しかったということです。感想メモがえげつない長さで、自分でもまとめられないw

どうしようもないけど風波はちょっと不憫だったかな。それでも、季封を発った婚約者の二人が、「夫婦らしく」なって帰ってきたというラストは良い締めくくりでした。

 

 

 

幻灯火(cv:森川智之)

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 幻灯火さまを一言でいうと、かわいい、です。

パケ絵の絶対的メインヒーローオーラからは想像もしなかったボケ担…ンンンッ、癒し担当でした。人型になって間もない会話で「脱いだ方がいいだろうか?」の威力w何百年も生きてるのに世間慣れしてないこの感じが好きです。

お姫様と幻灯火は似たもの同士です。自分は罪にまみれている。災いを呼んでしまう。幸せになってはいけないんだと。どちらかがそんなことを言ってはもう片方が慰める、という行為を繰り返していました。そうすることで親近感が湧いていたように思うし、人の振り見て我が振り直せ、のように、互いに前向きに生きようと変わっていったところが印象的です。特に、あの鬱々としたお人形の姫が幻灯火に恋して人間らしくなっていく様が好きです。

 

ただこの幻灯火ルート、秋房ルート同様見事にサブキャラに持っていかれちゃいました…(^▽^)そう、犯人(?)はアテルイです。

最初はアテルイ苦手だったんですが…どうも可哀想なキャラに惹かれちゃうみたいで…。回想シーンやアテルイのモノローグを見ていたら、味方をしたくなったんですよね。

幻灯火は、不死を与えた後アテルイの元を去るべきではなかった。これについては別に幻灯火を責めたいとかそんなんじゃないんですが…今の幻灯火は過去を悔いていて隣には詞紀がいるけど、アテルイは二百年前に置き去りのまま孤独に生きているわけで、そりゃ分かり合えんわな、と納得した次第です。いつまでも復讐に縛られるべきではないという意見は正しいと思うけど、それに対して「軽く言ってくれるぜ」と返すアテルイの気持ちも、わかる…。

幻灯火が妖に堕ちて喜んだり、堕ちなくなってがっかりしていたあたり、アテルイは幻灯火に仲間でいてほしかったんでしょうね。すでに堕ちてしまった自分と同じところにいてほしかったんじゃないかなと。だけど幻灯火はお姫様にラブを貫いていて知らぬ間にリア充と化していました。なんて惨めで孤独なアテルイなんでしょう。好き。

 

「なあ…幻灯火、最後にひとつだけ…聞かせてくれよ。

何が正しかったんだと思う?何が間違っていたんだと思う?

俺たちはどうやって生きれば…戦わずに、全てを失うことなくーー

罪を背負わず生きれたんだろうな」

 

散々暴走したアテルイですが、心のどこかで「なぜ、どうして、こうなってしまったのか」ってずっと思っていたんだろうなって悲しくなりました。このゲーム引っ込みつかなくなる人多すぎ(;▽;)w

アテルイは幻灯火を殺してこの二百年の戦いを終わらせると叫んでいたけど、そうじゃなくて、きっと幻灯火に終わらせて(止めて)ほしかっただけなんでしょうなぁ。

 

 

 

 

というわけで本編の感想は以上です。

結局長くなってしまうんだな~~ここまで読んでくださってありがとうございます!

そして何より貸してくださったお友達、いつもありがとう(*__)

今FDプレイ中です♡

春~秋をやってから、アテルイ、最後のお楽しみに智則を救済していきます♪

 

感想はまた書きに来るかも…?

 

ではでは!