ももうまし

ハッピーエンド至上主義

ゆのはなSpRING! 直昌感想

葛城直昌

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宏太贔屓で悪いけどこのルート、直昌より宏太がよかったw あと高平も。
直昌を語るとどうしてもネタバレになってしまうので以下注意してください。






葛城ホールディングスの御曹司だった直昌。ほんわかした見た目にドジっ子なんて最初はベタな天然だなーと思ってたけど、ただの世間知らずなボンボンでした。

ひとことで言うと、直昌は本当に

子供っぽい

甘やかされて育ってきたのがよくわかります。
見た目に騙されてはいけません、本性はわがままな確信犯です。わたしは甘ちゃんタイプは苦手な部類で、進めれば進めるほどマイナスになるばかり・・・『宏太くん助けて』の選択肢が出てこないかとなげやりになる始末w


直昌とゆのはは早い段階で付き合うことになるんですが、これが『お試し』なんですよね。好きになってくれる可能性があるなら、っていう直昌の押しに負けて了承するゆのは。
『直昌を異性として好きになろう』というのを意識すればするほど、直昌と自分の価値観の違いに苦しめられていきます。
そしてついにその関係に亀裂が入ったのが、ゆのはが応募したデザインの最終選考を勝手に根回しした件。
直昌に悪気はまったくないんですがね。
ブチ切れるゆのは、ナイス平手打ち(笑)


この後の宏太のフォローが本当によくて。なぜゆのはが怒り悲しんでしまったのか理解できない直昌に、厳しくも優しく諭すんですよ。『あとは自分で考えろ』ってほっぽるんじゃなくて、きちんと直昌が理解できるまで話を聞いて意見してくれるんです。うっかり惚れるわ。

そんな宏太のおかげで直昌の本音が聞けました。
どうやら今まで彼なりにかなり努力してたようです。あと自分には夢がないからゆのはの気持ちが理解できなかった、それで応援の仕方を間違えてしまったらしい。


宏太『お前の頑張りを若女将はたぶん・・・いや、確実に知らないぞ』


ええそうですね、知りませんでした(^^;)

ゆのはがよく読んでる雑誌を買い込んだり、お札を崩すためにスーパーに走る描写なんてなかったものw

頑張ってるところを見られるのはかっこ悪いと思ってた直昌。子供だなあ。



謝りたくて一人出かけたゆのはを追う直昌。以前と同じチンピラに絡まれ、エプロンを引き裂かれているところに遭遇。当然激怒する直昌。

しかしゆのはに『お前』って言ったり一人称が『俺』になったり、なんでここだけ??っていう疑問はありますが、この取り乱した直昌が一番よかったですね。



翌日宏太に開口一番いつものエプロンはどうしたと聞かれるゆのは。汚してしまったのだと答えると『そうか・・・。フリフリも無ければ無いで調子狂うな』と残念がられました。宏太がwフリフリってww


騒動も落ち着いたところで再度ゆのはの告白を受ける直昌ですが、嫌われたと思っていたので嬉しい反面とても信じられないようです。

『僕、我が強いですし・・・』
『うん』
『嫉妬しますし』
『うん』
『独り占めしたいって思わずにはいられませんし』
『うん』
『・・・僕、結構面倒くさいですよ』
『知ってる。でも、直くんがいいの』


ゆのはの包容力w

ここまで醜態を晒しても受け入れてくれるっていうんだから本物です。


ED1は若女将兼ファッションデザイナーとなったゆのはと東京で就職した直昌の遠距離恋愛に驚きました。兼業してるのと遠距離がすごい。
ED2の仲直りも好きです。 応援すると決めた直昌の徹底ぶりに愛を感じます。デートの時もこれぐらい前準備してたんだろうなと思うと微笑ましい。


直昌ゆのはカップルは『ここに至るまで階段を飛ばしたり踏み外したりした』という表現がぴったりでした。
意外と言えば意外な展開で、直昌自身もギャップでしたが好きかどうかと言われれば好きじゃないです・・・(笑)宏太にばっかり惹かれました。
逃げるフクを追いかけたら直昌とゆのはが抱き合ってるところに居合わせてしまい、言うことを聞かないフクに『頼むから空気を読んでくれ・・・』とそそくさと去っていくシーンとか萌えましたw


あと共通の時から地味に気になっていたことなんですけど。
今回は今まで当たり前のように許されてきた『接客を超えたお節介』についてのつっこみがされていました。個人的にはゆのはのもてなしは客に立ち入りすぎではないかという懸念があったので、それは認めた上での福寿楼、もとい若女将らしさなんだというのがわかってようやく受け入れられそうです。


次は4人中一番気になっている高平いきます。
予想ではすごくツボなキャラだろうなと思っているので楽しみです!




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