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ももうまし

ハッピーエンド至上主義。主に乙女ゲーム感想 ネタバレにご注意ください

絶対迷宮グリム 蛙の王子感想

蛙の王子(cv:岸尾だいすけ)

見た目  ★★★★★★
性格   ★★★★★☆
声    ★★★★★☆
糖度   ★★★★☆☆
シナリオ ★★★★★★


いい意味で裏切られたのがこの蛙の王子。
蛙バージョンのビジュアルといい、仲間からの残念すぎる扱いといい、いつも笑いをとってくれるキャラクターだったんですけどね。美少年万歳ー!


同じ王子枠でもいばらの王子とは真逆の蛙の王子。
物腰が柔らかく、素直な優しさを持つ人です。打たれ弱そうな見た目よりずっと芯が強くて、何事もしっかりと受け止めて前へ前へ向かう姿が魅力的でした。
基本的には謙虚ですが、時には強引に、そして時にはワガママです。
いろいろとギャップでしたv王子スマイル最高ー!!


王子と主人公の間にはそれぞれ葛藤がうまれるんですが、「相手を信じること」「思い合うこと」をテーマにストーリーがまとまっています。誠実な気持ちが見ていて応援したくなるというか、幸せな気持ちにもさせてくれました。
蛙の王子はとある行為で人間の姿に戻るので、そういう意味では一番甘いルートだと思います。でもすごくイチャイチャするわけではなくて、優しい甘さでした。



直前にやったいばらの王子と比較してしまいがちですが、過程や全体的なまとまりがすごく好みだったのと、兄たちの扱いが個人的によかったのでシナリオ★満点です。



以下ネタバレ注意!!










実は書き終えた文章が、書き終えたその瞬間に飛んでしまいました。なにこれデジャヴ?
結構な濃さで語ってたんですが...もう思い出せないし気力がないのでさらっといきます...。セリフとか正確じゃないですが、だいたいそんなようなことを言っていたということで、お許しください。



好きなシーン


ヘンリエッタ夢魔に蛙にされちゃう夢

王子がヘンリエッタを好きになった気持ちがよくわかりました。蛙のヘンリエッタをお姫様のように扱ってくれる王子のあたたかさにうっとり。
夢魔は理想の人の姿になって現れるんだよ、って切り出してからの「私が駆け付ける前、どんな姿だった?」って聞いてくる、この確信犯!



●王様との対決

蛙の立ち絵で甲冑には笑いましたww笑うシーンじゃないけどww
王の剣を打ち払って手の甲に目覚めのキスをした、っていうところが好きです。王子の誠実さが伝わってくる。
それで正気に戻った王様にドサクサにまぎれて結婚の許しを得るちゃっかり王子wwすっかり嫁にとる気満々ww
気持ちを確かめ合ってもいないのにこの強引なところ、好きです(ノ∀`)



●魔城に向かう直前の海辺告白

もちろん生きて帰ることが第一ですが、この時王子は死ぬことも覚悟してたと思います。
"王子"って立場的には"みんなのもの"だから。祖母から受け継いだという婚約指輪をあのタイミングでヘンリエッタに渡したのは、"心だけはあなたのもの"という愛の証が、死後も形になって残るように。そして支えになるようにっていう気遣いだったんじゃないかなーと。
あと王子自身の、信じてほしい、どうか忘れないでほしい...っていう願いもこめられてるようにも見えて。なんだかジーンとしちゃいました。



●ハインリヒの試練

普通ですよね、ハインリヒの反応がww一国の王子が、庶民との結婚をまず許されるはずがない。王様はやっぱり親子であった。
味方なのに今んなことやってる場合じゃないだろう、というのはこの際置いといて。ハインリヒからの試練のおかげでふたりの絆がより強固になったと思います。



●半焼の魔法書

魔王に燃やされた魔法書。「大丈夫、きっと読める」と強がるヘンリエッタに王子は言いました。

「魔法は失われていない」
「君を大切に思っている私が今ここにいるよ」
と。

王子がヘンリエッタを好きになったのは、彼女が蛙の姿だろうが王子自身を見てくれたからです。つまり言いたいのは、"君なら焼けた魔法書という見た目に惑わされず、本質を捉えることができるよ"ということ。
王子の言葉にハッとなったヘンリエッタは魔法書からより強い魔力を感じます。

「そうだ、何も失ってなんかいなかった」
「見た目に惑わされていたのは、私だったんだわ...!」

基本的に金太郎飴なので、ヘンリエッタのセリフや展開も、他のルートとかぶってるんですよね。
でも蛙の王子ルートだと、同じ流れでも「見た目に惑わされず」っていうテーマがうまくリンクしていていいなぁと思いました。



●兄たちに花束を

最後の最後まで兄たちを忘れないでいてくれたことが嬉しかったです。
「私は西の空に、兄さんたちに向かって花束を投げた。」これだけでも、描写があるのとないのとでは気分が変わるものなんだなぁ。
すっきり終われてよかったです。



蛙なのに地面に座りたがらないとか、キスの連発とか(笑)
もっとナルシストなイメージだったんですが、誠実な人でした。

質素な部屋で暮らしていたようだし、写本のこととか、さりげない情報で人柄がうかがえるのはいいですね。あとこれは私の勝手な想像ですが、王子がいつも凛としているのは決して不安がないわけではなくて、そういう風に教育されてきたのかなぁ、なんて。

蛙の王子はひたすら優しくて紳士的なわけですが、ちょっと強引だったり臆病だったり確信犯だったり。そんなところがツボでした(^p^)

他の仲間からは「生っぽい」とか「生臭い」とか食材扱いされたり「モンスターみたいなものよ!」とまで言われて散々笑った蛙の王子でしたが、晴れて幸せになれてよかったです!



次は夢魔です。