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ももうまし

ハッピーエンド至上主義。主に乙女ゲーム感想 ネタバレにご注意ください

絶対迷宮グリム ヤーコプ感想

ヤーコプ・グリム(cv:成田剣)

見た目  ★★★★★☆
性格   ★★★★★☆
声    ★★★★★☆
糖度   ★☆☆☆☆☆
シナリオ ★★★★★☆


ヤーコプ兄さんほしい。


年の差いくつか知らないし、恋愛するの?まじで?って恐る恐る始めたら家族愛に泣きました。

私 こういうの 弱い。(T ^ T)


ヤーコプ兄さんは優しい人です。
そして、グリム家の長として厳しく強い人だった。
愛です。!w

恋愛ではなく家族ルートだと思います。



あまり言うとネタバレになるので、以下注意してください。











●夢の中の再会

会いたかった兄達に再会し、挟まれて添い寝という羨ましい状況。選択肢でヤーコプを選ぶと分岐しますが、そうするとヴィルヘルムガン無視で笑った。
おまけに正体が夢魔とはいえ、キスをせがむヤーコプを平手打ちするところを想像したらさらに可笑しかったです(笑)
ここからヘンリエッタがヤーコプまっしぐらになりますが、ちょっと唐突な気もします。ずっと一緒にいたルーイの存在を無視しているように見えて、なんだかなぁ、っていう気分です。



●会いたい人に会えない

ヴォーダンブリュンヒルデに。
ヘンリエッタはヤーコプに。

会いたい相手は目の前にいるのに会えていない、手が届かない様がもどかしくて、この二人のやりとりは面白かったです。決して笑えるという意味ではなく。

女神が選んだ希望・・・ "ヘンリエッタ" の純粋さに触れれば触れるほど、ヴォーダンは自分が否定されているような気持ちになるんだろうなぁ。



●ヤーコプの優しさ、ヘンリエッタの嘆き

ヤーコプは運命を受け入れています。
神を忘れた人間の罪、ヴォーダンの怒りを、誰かが背負わなければならないのだと。
そんなの他の誰かでいいじゃん、なんで兄さんが!?ヘンリエッタは嘆きますが、いやもうほんとそれな
殺すなんて嫌だ嫌だと泣き叫んで、自ら首を絞めようとするほど女神を憎み、見知らぬ他人が犠牲になればいいとさえ願うヘンリエッタの醜さはむしろ好感がもてます。
私だってそう思うだろうし。醜く聞き分けられないほどなんだか共感しちゃいました。

もしこの役目が弟や妹たちだったら。ヤーコプだって耐えられないんですね。例え見知らぬ他人だったとしても、その家族のことを思うと、やっぱり自分でよかったと思ってるんじゃないかなぁ。ただ魔王に取り憑かれたわけではなく、家長らしい優しく強い選択をしたんだなと思いました。


...なんて、つかの間の会話にジーンとしてたのに、ヤーコプ兄さんたら「俺(ヴォーダン)を殺せ!」って言うくせ倒すのに必要な最後の鍵を渡してくれないから、 ちょwww鍵wwww ってなりました(笑)



●男心と女心

これ以上汚すなとか、侮辱するな、とか、命よりヤーコプの誇りを守ろうとするヴィルヘルムとルーイに対して、
とにかく命を守りたい、傍にいたいとするヘンリエッタ
はっきり分かれてましたね。夢魔ルートでも書いたけど、こういった男女の感覚の違いみたいなものって興味深いです。



●幼い頃の記憶

ルーイと初めて喧嘩した時の回想シーン。
ヴィルヘルム兄さんのヘンリエッタ溺愛ぶりと、うまく仲裁できなくておろおろする姿に和みましたw

家から飛び出していったヘンリエッタを探しに森に来たヤーコプ。「お前の好きそうなものを辿ったらここについたんだ」って言い方がすごく素敵。頭に葉っぱくっつけて。実は必死に探していたんだとしても、これが "子供の心を忘れない" ヤーコプ兄さんなんですね。スチルも綺麗だったなぁ。
迎えに来たんでなく、様子を見に来ただけだ、って甘やかさないところがさすがの家長です。
「俺は一人では生きられないよ」と語ったのが印象的で、この人は、こういう弱さを受け入れているからこそ強く優しくあれるんだなと思いました。



●優しい夢と悲しい現実

回想が終わると、続いて現実のような夢のシーンになります。
いくつになってもヘンリエッタを溺愛しちゃうヴィルヘルム兄さんと、
その点には便乗して笑うヤーコプ兄さんと、
からかわれて憎まれ口を叩くルーイと、
その輪の中にいられることが、

嬉しくて 嬉しくて 嬉しくて...



現実 に泣いた(;∀;)


なにあれ。あの流れは反則(TT)
瓦礫からヘンリエッタを守ったヤーコプが、最期まで兄さんで号泣です。スチルに号泣。音楽に号泣。ルーイやヴィルヘルムの言葉にも号泣...。ダバァー。

あの夢は、まさに理想でした。
夢魔ルートやってからだと、あれって夢魔が見せてたんじゃないかと思っちゃうんですよね...。もしそうならやばい。

忘れていたヤーコプとの約束「希望を捨てない女性になること」を守るために、ヘンリエッタはヤーコプの亡骸に抱かれて生きることを決意し、幕を閉じます。






いい家族ルートでした。
恋愛要素を持ってこなかったのが響きました。
つらいけど、綺麗な結末。周回してるとED飛ばしちゃうんですが、ヤーコプは飛ばせませんでした。余韻がすごかったです。

優しい優しいヤーコプ兄さんでした!