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ハッピーエンド至上主義

【ネタバレ無&有】逢魔が刻 宵宮感想


宵宮(cv:高橋直純)

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見た目  ★★★★★☆
性格   ★★★★☆☆
声    ★★★★★☆
糖度   ★★★★☆☆
シナリオ ★★★☆☆☆


主人公が合わないと入り込めない問題。

奏太に引き続き辛口感想です。...主に主人公に対して。
苦手な方はお戻り下さいね。



宵宮教官、奏太と同じく人間です。
教官、という響きからも一見厳しそうな印象ですが、周囲からの評価は「優しすぎる人」。 物腰柔らかな面倒見の良い大人です。しかし鎮守の為なら非情な面も見せます。
服装カッチリ+眼鏡だけど、輪郭に沿う髪はふわふわ長めなのが素晴らしい見た目♡グラデーションカラーに切れ長の目も好みです♪

彼とは教官×生徒という関係ですが、意外とその壁は薄く、恋愛と立場の葛藤なんかもありません。諭しながら口説いてきますwwレベル高いよ先生...(^q^)
壁を作らない理由が、この幽世の世界...というか宵宮の設定ならではなんですよね。個人的には「ちょwwそれはずるいww」とか思いながら楽しみました。



そんな感じで宵宮教官自体は良かったんですが、ん〜、やっぱり、主人公が合わないとそれだけでお話の魅力半減です。
前半は「キャー(*ノωノ)♡」とか思いながらやっていたものの、進めるにつれ主人公が苦手になっていって途中から真顔でした(°°;)

具体的にどのへんが無理だったかというと、この主人公結構悲観的なんですよ。それでも、例えば挫折して這い上がるとか、相手からの影響で変わっていくなら全然OK。ところが、そういう心境の変化も無く、相手が弱ったタイミングで突然、強気な意見に変わるんです。
...待って待って、さっきまでのうじうじは何だったの?(汗)
他にも、口だけで何も行動していなかったり、今そんな場合じゃないのに脳内お花畑(宵宮も含めて)なのも気になりました(^_^;)



以下ネタバレ注意!!









教官×生徒

教職に就いたのは成り行きだよ〜って説明した後に、私も男だから近寄ればどうなるか...わかってるよね?(^^)な教官にやられましたww
紳士的でもっとお硬いと思っていたから、そのスタイルはやばい♡微妙にはぐらかすのもずるい♡(笑)
教官室でお勉強スチル...!ミルクホールデート(?)...!瑚楼閣潜入イベントまで大変キャッキャさせていただきました(*´∀`*)



●宵宮の心

宵宮は過去、現世であやかしに襲われて妹を目の前で亡くし、自分も息絶え、魂だけが幽世に迷い込みました。その時から自分の心は全てを諦めてしまい、前に進めなくなったのだと語ります。

この話を聞いてから、水緒が「先生はつらい、悲しい」ってそればっかりなのが引っかかりました。
皓の傀儡を解こうと自分の怪我も放って手がかりを探している傍で、「先生は心が麻痺している」とか考えているのも、ちょっと嫌でしたね。かと思えば「先生には心があります!」とか言い出すし、ええ〜?(^^;)

もう本当にただの悪口でしか無いのですが、
宵宮に大怪我を負わせたのに、謝らない。そうまでして皓を殺させなかったのに、自分は皓を救う手立てを探さない。班のみんなが大打撃を受けた状況なのに、先生と距離が近付いた気がするなんてトンチンカンな思考で照れているのが、どうも無理でした(-_-;)ごめんなさい。



●皓

なぜ皓ルートが無いのー!!と叫びたい。゚(゚´ω`゚)゚。
水緒がおばあちゃんの為に作った千羽鶴から生まれた式神、それが皓の正体でした。皓は自分を生み出した主の想いをすごく大切にしていて、九十九神である事を誇りに思っていて、だからこそ事実を知った時に大きく取り乱していたんですが、そこを、水緒の愛情で埋めてあげるっていうルートも見てみたかったですね。もちろん恋愛的に。こういう、お互い知らなかっただけで実は深い繋がりがあるカップルは大好物ですw
あれから、態度は変わらずとも「我が主」って呼び方で慕ってくれる皓が可愛かったです(*´д`*)




●ベストエンド

神籬の件はあんなとってつけたように出さないでほしかったな;;
しかし宵宮の鎮守神姿............、普通の方が好きです☆
夜警隊の癖が抜けなくて現場急行するのを止められる図が可愛いかったw
めちゃ怒ってる皓と偉くなったはずの宵宮がなんか立場逆転していて面白かったですww
そして裸踊りをしているぬらりひょんと対峙する皓が見たいwwww



●グッドエンド

皓ー!!!!!!!。゚(゚´Д`゚)゜。
この展開はなかなかエグい。つらい。
そしてまた唐突に終わるのね...。



●おまけのifストーリー

宵宮があなたの執事だったら!?

執事ハマりすぎww
これはこれでやってみたいんですがw





宵宮教官は、前には進めなくとも、決して足踏みは止めない努力の人。そこに魅力を感じました。ただ、五月雨が宵宮を認めるシーンがすっぽ抜けだったのは残念です。

水緒は確かに心の強い子だと思います。
現世に帰るのを諦めなさいと言われても、幽世で現世を守る事が幸せなんだと諭されても、「それとこれとは別」って返した瞬間の、宵宮をハッとさせた感じは好き。宵宮が、水緒のそういうところに惹かれた気持ちは何となくわかるし、完全に宵宮視点であったらここまで拒否反応は出なかったと思います。主人公の内心がよく描写されるのは嬉しいですが、受け入れられない事はとことん悪く傾いてしまうのが難点でした。



次は月白です!


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