黒蝶、コンプしました~!
すごく短いので、お友達が言った通り本当に1日で終わります。(※追記 攻略サイト様お世話になりました。)
キャラに愛着がわく前に完結してしま…ったので、特に推しって言えるほど好きな子はいないかな…はい。
でも面白かったです。乙女要素なしでやってみたかった。多分、個人的な好みと経験上では、この後感想ブログや考察などを読むと深みに入る類の物語では…と思います。みんな、この作品をどう捉えたんだろう??
検索したくてたまりませんが、読むと今持ってる自分の感想が書けなくなるので我慢…!
ちなみに好きキャラ順は
紋白≧緋影≧山都>鉤翅>鴉翅 です。
だいぶ悩ましいけど…乙女的な好みでは紋白が一番好きなので、この順で。狐~♡
山都は照れ顔立ち絵と細谷さんボイスが最高でした!
黒蝶のサイケデリカという物語を考えれば…緋影が好きです。もちろん、エンドも緋影エンドが◎。
ではでは、コンプ感想と言いながらほとんどとあるキャラの感想ですが。
少々辛口。
以下ネタバレ注意!!
好きキャラ順はちょっと嘘です。
ウサギちゃんも好きです♡
正直主人公や攻略キャラを差し置いて幸せになってほしい子ナンバー1でした。
・・・・・・・・・・
乙女要素なしでやりたかったって思ったのは、恋愛しなくても館を抜け出せるくらいには、幼馴染パワーがあったから。男子たちが昔から主人公に想いを寄せてたのはアリだけど、その中の特定の誰かと…っていう展開(個別ルート)はあまり必要性を感じなかったかな…。
定番シチュも悪くないけど、黒蝶に限っては「これは乙女ゲームですよ」って変に印象付けられて我に返るというか。紋白かわいいなって思うけど、双子の兄のタクヤを置いてアイだけに執着してるのはちょっと疑問というか。
ぶっちゃけ萌えなどなかった。なくても面白くなる物語だと思う。
実際私が一番好きなのは緋影が頭ぶち抜いて退場してった緋影エンドと、カギハベストエンドだからね…。
酷いこと言うけど、私、緋影の滑稽ぶりが好きなんですよ。
愛する妹への再会を目前に、汚れた己を恥じて自殺。
死後辿り着いた館で再会するも記憶は失い、一番見せたくなった妹の前で醜態を晒し続ける…。
ウサギちゃんは全部わかっててそばに控え、兄の安らぎを願うのですが、当のお兄ちゃんは全く気付かない。どんどん悪化していく。ウサギちゃんますます何も言えない。負のループ。
緋影が緋影たるのは妹の存在で、欲していたのは安らぎだったと思うので、乙女ゲームなのに(しかもメインヒーローぽいのに)主人公と恋愛させなかった(ほのめかして終わった)のは拍手を送りたいです。
緋影は、ずっと会いたかった妹に会えていたという事実と、その妹が狂った自分に幻滅するどころか大好きと告げてくれた、それで救われたと思うんです。誤って殺したから絶望もしたと思うけど。何が言いたいかっていうと、そこに主人公が入る隙はなかった。
だから縋る主人公を置いて「キミとは現世で会えていたらよかった」ってさっさと妹の後追ったラストが、私の中の緋影のイメージを保ったままで爽快だったんです…。
図で表すと完全に主人公→緋影→ウサギだけど、ウサギちゃんは主人公に会えなかったら勇気出せなかったと思うから、緋影救済には主人公も間接的に重要だった…ということで。
ちなみに大団円エンドの幸福感は好きです。やっぱりカギハが出てきた時嬉しかったもの。
でも緋影は永遠に苦しむんだろうなと考えると、全部知った後にこれってなかなかエグイね…?
乙女ゲームの感想とは思えない書き方だけど、この手の仄暗い話は恋愛より、家族愛や仲間との絆だとか、愚かさが一番好きなんです!
そういう見方ではカギハの「何を犠牲にしても好きな人と生き返りたい」っていう願いも好き。
でも、シナリオがもっと長くて恋愛要素に萌えてたら…泣きながらくっそー!!(;▽;)って言ってたかもw
いつものことながら、ゲームを貸してくれたお友達、ありがとう…!!
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